原題:Der kommer en dag /The day will come

2016 年/デンマーク/デンマーク語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/119 分/PG12 /翻訳:中沢志乃 配給:彩プロ 宣伝:ブラウニー

2017 年 8 月 5 日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開

©2016 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa International Sweden AB

解説

本作は 1967 年、コペンハーゲンの養護施設を舞台に、実際に起こった愛と奇跡の物語を映画化。感動が話題を呼び、本国デンマークでは、デンマーク・アカデミー賞2017 で、最多となる(作品賞含む)6 部門を受賞するなど、高い評価を得て、ついに日本公開が、決定いたしました。

デンマークで史上最高視聴率を獲得したテレビドラマ「THE KILLING/キリング」のスタッフとキャストが本作の為に集結。監督は、デンマークが誇る『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)『奇跡の海』(96)『メランコリア』(11)で知られる名監督ラース・フォン・トリアー率いる製作会社、ツェントローパの次世代を担う俊英、イェスパ・W・ネルスン。子どもたちを見守る教師役に「THE KILLING/キリング」で主役を務めたソフィー・グローベル。厳格な校長役に「SHERLOCK」「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に出演し、『007 カジノ・ロワイヤル』、『偽りなき者』で知られるマッツ・ミケルセンの兄でもあるラース・ミケルセン。そして、主演の兄弟、エリック役のアルバト・ルズベク・リンハートと、エルマー役のハーラル・カイサー・ヘアマンは、共に映画初出演にして、大人顔負けの演技を披露し、今後の活動が期待されるデンマークの新鋭です。

この度、解禁された日本版のポスター・ビジュアルでは、生活苦により養護施設に預けられた、幼いふたりの兄弟、13 歳のエリックと 10 歳のエルマーをメインに、独裁的で閉鎖された施設の中で、“しつけ”という名の体罰を受け、絶望と恐怖に襲われるなかで、彼らが自分たちの力で未来を切り拓いていこうとする<逞しさ>を、ふたりの<力強い眼差し>によって表現した、<子どもたちの希望と可能性>を感じるまさしくタイトルである『きっと、いい日が待っている』ビジュアルとなっております。

コペンハーゲンのゴズハウン少年養育施設を中心に子供に対する強制暴力・薬物投与問題調査が21 世紀になって行われ、2000 年代半ばに公表された報告書を基に本作は製作されました。
当時、養育施設における暴力は“しつけ”の範囲を口実に問題とされず、現在、当時の子どもたちが告発し、その国家的謝罪を求めています

ストーリー

1967 年、コペンハーゲンの養護施設を舞台に、実際に起こった愛と奇跡の物語。
エリックとエルマーの兄弟の絆は、希望となって周囲に勇気を与えていく━。
1967 年、コペンハーゲン。労働者階級家庭の兄弟、13 歳のエリックと 10 歳のエルマーは、病気の母親と引き離され、男児向け養護施設に預けられるが、施設では、しつけという名のもとの体罰が横行していた。
エリックたちは慣れない環境に馴染めず、上級生たちからイジメの標的にされてしまう。弟のエルマーは病を抱えながら宇宙飛行士になるという夢を持っており、エリックは複雑な思いを抱いていた。ある日、叔父が「一緒に暮らそう」と施設を訪ねてくるが、ヘック校長に一蹴されてしまう。悲観したエリックとエルマーは施設からの逃亡を図ろうとするが―。

スタッフ

監督:イェスパ・W・ネルスン

キャスト

ラース・ミケルセン(「SHERLOCK」「THE KILLING/キリング」「ハウス・オブ・カード 野望の階段」)
ソフィー・グローベル(「THE KILLING/キリング」)
ハーラル・カイサー・ヘアマン、アルバト・ルズベク・リンハート

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