原題: La pazza gioia

2016年/イタリア・フランス合作/116分/配給:ミッドシップ

2017年7月8日

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解説

本作はイタリア版アカデミー賞として名高い、2017年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて最多17部門にノミネートされ、現地イタリア時間27日、見事作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴァレリア・ブルー二・テデスキ)、ヘアスタイリスト賞、美術賞の5部門で受賞する栄誉に輝いた。また、第69回カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品作品に選出されているほか、第70回ナストロ・ダルジェント賞(イタリア映画批評家協会賞)で5冠(最優秀主演女優賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、オリジナル作曲賞、最優秀衣装賞)、第61回ヴァリャドリド国際映画祭でグランプリ(金のスパイク賞)、最優秀女優賞、観客賞の3冠、第32回ワルシャワ国際映画祭 観客賞第2位などを獲得している。

イタリア映画界の名匠パオロ・ヴィルズィ監督が、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞7冠『人間の値打ち』に続き、再びヴァレリア・ブルー二・テデスキとタッグを組んだことでも話題の同作。
虚言癖でおしゃべりな自称・伯爵夫人ベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)と、自分の殻に閉じこもる全身タトゥーの女ドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)。トスカーナの診療施設から脱走を図った正反対の二人は、破天荒な逃避行を繰り広げるなか、いつしか掛け替えのない絆で結ばれていく。悲しくも可笑しい女たちの姿に、最後は温かい涙が溢れ出す人生賛歌。

映画『歓びのトスカーナ』は初夏、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー。
なお、本作は東京・大阪で開催されるイタリア映画祭2017(東京:4/29~5/6、大阪:5/13~5/14)でも上映が決定している。

ストーリー

陽光まぶしいトスカーナの診療所から自由を求めて脱走を図ったおしゃべりで虚言癖のあるベアトリーチェと自分の殻に閉じこもるタトゥーまみれのドナテッラ。それぞれ心に傷を負いながらも、旅を続けていく中で、いつしか掛け替えのない絆でむすばれていく――。

スタッフ

監督:パオロ・ビルツィ
製作:マルコ・ベラルディ
脚本:フランチェスカ・アルキブージ
パオロ・ビルツィ
撮影:ブラダン・ラドビッチ
美術:トニーノ・ゼッラ
編集:チェチリア・ザヌーゾ
音楽:カルロ・ビルツィ

キャスト

バレリア・ブルーニ・テデスキ
ミカエラ・ラマッツォッティ
バレンティーナ・カルネルッティ
トンマーゾ・ラーニョ
ボブ・メッシーニ
セルジョ・アルベッリ

LINK

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