エル ELLE
原題: Elle
2016年/フランス/131分/配給:ギャガ
2017年8月25日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
(C)2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINEMA – ENTRE CHIEN ET LOU
解説
様々なドラマを生んだ本年度の賞レースで、本作はひときわ異彩を放ちながらも、131ノミネート68受賞(2017/6/2現在)と驚異的な数の賞をさらい、フランス映画にしてアカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした話題作です。
世界を驚愕させたヒロインを演じるのは、フランスの至宝にして歳を重ねる度に魅力が増すイザベル・ユペール。ユペールは、自身が演じたキャラクターについて、「ミシェルには破滅的なユーモアがあるの。まるで毒を乗せた皿を差し出し、『本当におかわりはいらないの?』と微笑んでいるように。彼女を丸い人間にしてしまっていたら、深刻な失敗作になっていたでしょうね。だけど、ポールと一緒であれば、そんな心配は全くなかったわ!」とポール・ヴァーホーヴェン監督への信頼を語りつつ、作品への自信をにじませる。なんと、ユペールは本年度の賞レースで『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン(46ノミネート16受賞)や、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン(51ノミネート18受賞)を抑え、『エル ELLE』で46ノミネート32の主演女優賞を受賞するという、圧倒的な快挙を成し遂げています! 原作はラブストーリーの金字塔『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のフィリップ・ディジャン。刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合い、世界初の気品あふれる変態ムービーにして異色のサスペンスが誕生した。この全貌が、日本でもついに明らかに―――。
ストーリー
新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、一人暮らしの瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった──。
スタッフ
監督:ポール・バーホーベン
製作:サイード・ベン・サイード
ミヒェル・メルクト
原作:フィリップ・ディジャン
脚本:デビッド・バーク
音楽:アン・ダッドリー
キャスト
イザベル・ユペール
ローラン・ラフィット
アンヌ・コンシニ
シャルル・ベルリング
ビルジニー・エフィラ
ジョナ・ブロケ
ジュディット・マーレ
クリスチャン・ベルケル
アリス・イザーズ
ビマーラ・ポンス
アルチュール・マゼ
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