原題: Toni Erdmann

カイエ・デュ・シネマ誌 2016年映画ベスト1 /スクリーン・インターナショナル誌 2016年映画ベスト1/サイト&サウンド誌 2016年映画ベスト1 /フィルム・コメント誌 2016年映画ベスト1 /プレイリスト誌 2016年映画ベスト1 / ヴァラエティ誌 観るべき10人の監督選出 /第69回カンヌ国際映画祭 国際批評家連盟賞 /第29回ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞 /2016年国際批評家連盟賞年間グランプリ /第51回全米映画批評家協会賞 外国語映画賞 / 第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート ほか多数受賞

2016年/ドイツ・オーストリア合作/162分/配給:ビターズ・エンド

2017年6月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

(C)Komplizen Film

解説

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アカデミー賞を3度受賞している名優ジャック・ニコルソンは、『幸せの始まりは』(10)に出演後、俳優業からの引退を表明しており、リメイク版への出演が実現すれば事実上の“引退宣言撤回”となります。
『ありがとう、トニ・エルドマン』の大ファンだというニコルソンが自ら映画化を持ちかけ、『マネーショート』(16)の監督アダム・マッケイが制作に加わり、娘役を『ゴーストバスターズ』(16)などのクリステン・ウィグが演じる予定。
本作が、アカデミー賞の常連である大俳優の心を鷲掴みにしました!

悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートが、コンサルタント会社で働く娘イネスを心配しドイツからブカレストを訪れるが…
正反対の性格の父と娘の関係性をあたたかくもユーモラスに描いた本作は、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で公式上映されるやいなや、カンヌ中は本作の話題で持ちきりとなり、スクリーン・インターナショナル誌による星取りでは、史上最高得点を獲得!既に公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、『ラ・ラ・ランド』『ムーンライト』など強豪作を抑え、サイト&サウンド誌、フィルム・コメント誌をはじめ、スクリーン・インターナショナル誌、カイエ・デュ・シネマ誌、プレイリスト誌など有力誌で2016年の映画ベスト1に選ばれました。

また第29回ヨーロッパ映画賞では、作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞と総なめ!
ノミネートされた本年度のアカデミー賞では外国語映画賞受賞の呼び声が高く、この初夏、絶対に見逃せない作品です。
今回完成したティザービジュアルは「愛は不毛じゃない。」という印象的なコピーに、物語でキーを握るブルガリアの毛むくじゃらの妖精「クケリ」が大々的にデザインされているという強烈なインパクトのビジュアルになりました。
いったい、「クケリ」は物語のどこで登場するのか、、カンヌを話題の渦に巻き込み、各国の映画祭を席巻中の、想像もつかないストーリーを想起させるものに仕上がりました!
ジャック・ニコルソンも自ら映画化を持ちかけ、引退宣言を忘れてしまうほど心を揺さぶる映画『ありがとう、トニ・エルドマン』は、6月よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

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ストーリー

ヴィンフリートとコンサルタント会社で働く娘・イネス。性格も正反対なふたりの関係はあまり上手くいっていない。
たまに会っても、イネスは仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、別人<トニ・エルドマン>となって、
イネスの元に現われる。職場、レストラン、パーティー会場――神出鬼没のトニ・エルドマンの行動にイネスのイライラもつのる。
しかし、ふたりが衝突すればするほど、ふたりの仲は縮まっていく・・・。

スタッフ

監督:マーレン・アーデ
製作:ヤニーネ・ヤツコフスキー
ヨナス・ドルンバッハ
マーレン・アーデ
ミヒェル・メルクト
脚本:マーレン・アーデ

キャスト

ペーター・シモニスチェク
サンドラ・フラー
ミヒャエル・ビッテンボルン
トーマス・ピュッター
ハデビック・ミニス
ルーシー・ラッセル
イングリッド・ビス
ブラド・イバノフ
ビクトリア・コチアシュ

LINK

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□IMDb
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https://www.youtube.com/watch?v=8lC4Ty5bf5M
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