原題:ORBITA9

2016年/スペイン・コロンビア/スペイン語/95分/カラー/シネスコ/5.1ch/DCP/原題:ORBITA9/配給:熱帯美術館 

2017年8月5日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

© 2016 Mono Films, S.L./ Cactus Flower, S.L. / Movistar +/ Órbita 9 Films, A.I.E.

解説

© 2016 Mono Films, S.L./ Cactus Flower, S.L. / Movistar +/ Órbita 9 Films, A.I.E.

AIやロボット、宇宙開発等、かつては空想とされた未来が現実のものとなりつつある現代、本作品は近未来的設定を活かしたアクションやドラマの本流に属する本格SF映画である。ネットフリックスの大ヒットドラマ『ナルコス』のチームが制作を担当し、コロンビアで撮影された。世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にオフィシャル・コンペティション作品として招待され、観客や評論家から絶賛され話題となった。

汚染により死にゆく地球の代わりを見つけるために、エレナは恒星間飛行の旅に出る。故障したスターシップを訪れたアレックス。彼こそが、エレナが初めて接触する運命の人だった。しかし、それはすべて大いなる実験の一部だった。人類を救うために、二人は選ばれた。愛、献身、勇気、希望、決断、それが我々の未来を創るー。

監督は、映画専門誌VARIETYにて『注目すべきスペインの若手映画製作者の一人』に選ばれた俊英であり、『ヒドゥン・フェイス』『ゾンビ・リミット』の脚本家アテム・クライチェで、本作が長編監督デビューとなる。出演は『ザ・エンド』(2012)のクララ・ラゴ、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のアレックス・ゴンザレスといった若手実力派俳優二人を主人公に配し、ベレン・ルエダ(『ロスト・アイズ』(2010)、アンドレス・パラ(『コレラの時代の愛』(2007)ら名優が脇を固める。

ストーリー

エレナはまだ見ぬ未知の星を目指して、一人恒星間飛行を続けていた。一緒に飛び立った両親は既にいない。近未来、過度の公害に汚染された地球には未来はなく、人類は新しい星への移住を必要としていた。ある日、スペースシップの給気系統が故障し、エレナは近隣のスペースシップに救援信号を送る。その呼びかけに応えて姿を現したのが、エンジニアの青年アレックスだった。一目見て、互いに恋に陥る二人。しかし、エレナはこの飛行に隠された秘密を知らなかった。それは、人類の未来を賭けた高度な実験だった。二人はなぜ出会ったのか―?!

スタッフ

監督・脚本:アテム・クライチェ 
プロデューサー:クリスチャン・クンティ、ミゲル・メネンデス・デ・スビリャガ 
撮影:パウ・エステヴェ 
編集:アントニオ・フルトス 
美術:イニーゴ・ナヴァロ 
音楽:フェデリコ・フシド  

キャスト

クララ・ラゴ
アレックス・ゴンザレス
ベレン・エルダ
アンドレス・パラ

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