いつまた、君と 何日君再来
2017年/日本/カラー/114分/配給:ショウゲート
2017年6月24日(土)より、TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
(C)2017「いつまた、君と 何日君再来」製作委員会
解説
本作品の原作は、向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った『何日君再来』。向井理が大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたものです。そして、この原作をもとに、向井理自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作となっています。
衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる愛の物語となっています。現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去を振り返っていく回想形式によって語られていきます。主演の芦村朋子役には、NHK連続テレビ小説「カーネーション」でのヒロイン役で一躍注目を集め、現在も映画やドラマで数々の賞を受賞している実力派女優・尾野真千子。度重なる不運に見舞われながらも、妻・朋子や子供たちの大黒柱であり続けた夫・吾郎役を、向井理が演じます。現場でも大の仲良しだった二人が、初の夫婦役として共演を果たしました。ほか、岸本加世子 駿河太郎 イッセー尾形 成田偉心(新人)、野際陽子など魅力的なキャストが勢揃いしました。また、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を高畑充希が歌い上げます。
何もかも恵まれている時代を生きる現代の人たちへ、《ただ、「大切なひと」さえいれば、そこに幸せはある》《人生でどんなにつらいことがあっても、“笑顔”の力で生きていける≫というメッセージを優しく伝えてくれる作品に仕上がっています。
ストーリー
芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは今まで知る事のなかった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――
スタッフ
監督:深川栄洋
原作:芦村朋子
脚本:山本むつみ
企画:向井理、松本整
キャスト
尾野真千子
向井理
岸本加世子
イッセー尾形
駿河太郎
成田偉心
野際陽子
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