2001年/ドキュメント・アイズ/ビデオ/69分/ 配給:ドキュメント・アイズ

2001年1月17日モーニングショーBOX東中野にて 2001年1月27日よりBOX東中野にて公開

公開初日 2001/01/17

配給会社名 0129

解説

ストーリー

第1作の「すきなんや この町が 〜神戸・1995・ある避難所の記録〜」では震災直後、神戸市灘区の六甲小学校避難所に一つの「町」が生まれ、生き生きと活動し、そして消えていくまでの1年間を追跡取材しました。このほど完成したパート2では、震災から丸6年経った今、六甲小学校にかつて身を寄せていた人々が現在、どのように暮らしているのか、また人々が住んでいた六甲の町がどのように変わったのかに焦点を当てています。   「神戸」は今、表面的には地震の影は拭い去られたようにさっぱりときれいな姿を取り戻しています。しかし、地震の衝撃の後、さらに行政が進めた都市の再開発事業によって神戸のインナーシティはすっかりその様相を変えました。人々とコミュニティの絆がもろくなる一方、震災後、引っ越してきた新住民が目立つようになりました。第1作の登場人物の多くは現在、復興住宅と呼ばれるコンクリートの近代建築に暮らしています。「長屋か文化住宅さえ建ててくれたらなあ、元の町に帰れるのに」とため息が出るときもあります。それでも、かつて避難所になった体育館を「我が家より広いところで寝れるから嬉してかなわん」と笑い飛ばしたユーモアのセンスは健在です。天災、人災もなんのその、神戸のおばちゃん、おじちゃんは焦らず、騒がず、したたかに行き抜いています。

スタッフ

音楽:鳥居 央
タイトル画:涌嶋 克己
スチール:永田 収
撮影:金沢 裕司 長田 勇/辻 智彦
VTR編集:池田聡
整音:吉田一明
音響効果:金田 智子
構成:毛利 匡
プロデューサー:三好亜矢子

キャスト

ナレーター:小室 等

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