ひたすら遊べ。ひたすら生きる。 小林茂第1回監督作品

1998年イラン国際映画祭 1999年韓日青少年映画祭 1999年第6回山形国際ドキュメンタリー映画祭 1999年第2回台湾国際ドキュメンタリー映画祭

2000年/日本/16mm/カラー/108分/ 配給:「こどものそら」上映委員会

2001年3月10日よりBOX東中野にて公開 2001年3月11日(日)の第1回目は、日本語字幕・解説音声をつけて上映。

公開初日 2001/03/10

公開終了日 2001/03/30

配給会社名 0114

公開日メモ 「つばさクラブ」を舞台に、'97年から2000年にかけて、3本の短編・中編ドキュメンタリーが作られました。はじけんばかりの表情があふれる「放課後」。

解説


ハンディのある子もない子も、ともに遊ぶ「つばさクラブ」。
カメラは、こどもたちの表情をまっすぐにとらえた!

こどもたちの生きる力にこそ、希望という言葉は、ふさわしい——小林茂

学童保育所は・小学生を対象に放課後の保育をするところです。札幌にある「つばさクラブ」は、中華料理店だった所を借りて、親たちが床板を貼り、1985年にスタートしました。ここは父母会が運営する民間の共同学童保育所。1年生から6年生まで、障がいのある子もない子も入り乱れて放課後を過ごしています。
この「つばさクラブ」を舞台に、’97年から2000年にかけて、3本の短編・中編ドキュメンタリーが作られました。はじけんばかりの表情があふれる「放課後」。
思春期に入ろうとする6年生の冒険サイクリング旅行の「自転車」。
雪合戦に興ずるこどもたちのエネルギーが爆発する「雪合戦」。
この3本がいっしょになって、学童保育の3部作「こどものそら」となりました。

ストーリー



「放課後」1997年/20分
早春のつばさクラブ。小太鼓を打ち鳴らし、エイサーのリズムに乗って舞い踊る。コマやけん玉が乱れ飛び、メンコにカルタ取り。狭い部屋はごつた返し、障がい児も健常児もあったものではない。

「自転車」1999年/30分
もくもくと自転車をこぐ。ひたすら食べ、眠る。夏の北海道一周サイクリング。キャンプをしながら7泊8日、長万部から熊石まで380キロ。仲間が体調をくずした。そこにとどまるか、出発するか!?こどもたちはたくましく変貌してゆ<。 「雪合戦」2000年/58分 白樺林の中、雪にまみれ、駆け回る。旗を取るか取られるか。ルールは「敵の玉に当たったら死ぬ、味方がタッチすれば生き返る」。雪玉にエネルギーを込め、はじけ飛ぶ。こどもたちを取り巻く社会背景にもカメラは向かう……。

スタッフ

監督・撮影・編集・ナレーション:小林茂(第1回監督作品)
録音:久保田幸雄、田辺信道
撮影助手:松根広隆、柏木茂幸
ネガ編集:和田至亮、高橋辰雄
音楽:喜納昌吉&チャンプルーズ、宇井ひろし、安藤京子、吉田泰三ほか
音楽録音:小竹直樹
協力:つばさクラブ、製作協力金参加者の皆さま、ほか
フィルム:コダック(株)
現像:ソニーPCL(株)
製作:「放課後」製作委員会、小林茂、協映

キャスト

LINK

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http://www.asahi-net.or.jp/%7EPQ9M-YNG/koba.htm
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