原題:MOMOTARO, SACRED SAILORS

第 69 回カンヌ国際映画祭クラシック部門

1945年/日本/モノクロ/74分 配給:松竹

2016年7月23日公開

公開初日 2016/07/23

配給会社名 0003

解説


この度、カンヌ国際映画祭クラシック部門(カンヌクラシックス)に日本初の長編アニメーション「桃太郎海の神兵」(瀬尾光世監督、1945 年公開、英題:MOMOTARO, SACRED SAILORS)が選ばれました。
昨年の 2015 年、松竹は、松竹 120 周年と終戦 70 周年を機に、戦争末期に海軍省の依頼で製作し、1945 年 4月に公開された日本初の長編アニメーション「桃太郎 海の神兵」(瀬尾光世監督)のデジタル修復に着手し、2016 年 4 月に完了。この度のワールド・プレミア上映となりました。

今回の修復は、現在松竹が保有する 35mm のマスターポジとインターネガを素材に、4K でスキャンし 2Kで修復。映像監修に、「母と暮らせば」「家族はつらいよ」など山田洋次監督作品のキャメラマン、近森眞史さん、映像監修協力に、スタジオジブリ作品の「紅の豚」や「もののけ姫」などの撮影監督、奥井敦さん、音響修復は世界的に実績がある米国の Audio Mechanics が担当。アニメーション映画特有の撮影環境を考慮、想像し、今回の修復にあたりました。

ストーリー




富士山麓の村で休息を終えた、サル、イヌ、キジ、クマが南方へ行く。隊長・桃太郎の指揮下、鬼ヶ島へ飛行隊が向かう。大空に咲く、数々のパラシュート。作戦が成功し、桃太郎たちが瞬く間に島を制圧した頃、村の子供たちは落下傘ごっこをして、歓声を上げ、富士山に向かって走り去る。

スタッフ

監督:瀬尾光世
構成:熊木喜一郎
脚本:瀬尾光世
影絵:政岡憲三
美術背景:黒崎義介、田中武重
音楽監督:古関裕而
作詞:サトウ・ハチロー
後援:海軍省
製作:松竹株式会社

(2016年デジタル修復)
制作:株式会社松竹映像センター
映像修復:株式会社 IMAGICA、株式会社 IMAGICA ウェスト

キャスト

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