原題:Seymour: An Introduction

第39回トロント国際映画祭 観客賞ドキュメンタリー 第50回全米映画批評家協会賞 ノンフィクション映画賞3位 第41回テルライド映画祭正式出品 第52回ニューヨーク映画祭正式出品

2014年/アメリカ/カラー/81分 配給:アップリンク

2016年10月1日、シネスイッチ銀座、渋谷アップリンク全国順次ロードショー

(C)2015 Risk Love LLC

公開初日 2016/10/01

配給会社名 0009

解説


俳優としてますます活躍しているように思えるイーサン・ホークが、
実はアーティストの行き詰まりを感じ悩んでいた
—87歳のピアノ教師シーモア・バーンスタインに出会い、悩みを打ち明け、救われたと感じた。その後、シーモアのピアノに触れ、ますます魅了されたイーサン・ホークは、シーモアのドキュメンタリーを撮ろうと決める。本作がイーサン・ホーク初めてのドキュメンタリー監督作となる。
ティーザービジュアルのイラストを手掛けたのは北谷しげひささん。イーサン・ホークが「一瞬で安心感に包まれた」というシーモアさんの暖かさ、チャーミングさを余すところなく表現しています。

じぶんの心と向き合うこと、シンプルに生きること、成功したい気持ちを手放すこと。
積み重ねることで、人生は充実する。 
——シーモア・バーンスタイン

シーモアのピアノ・レッスンは、人はいかに生きるべきかという奥深い教えに満ちている。
彼のシンプルな生き方から学べることは、あまりにも多い    

——イーサン・ホーク

ストーリー







イーサン・ホーク監督作、89歳のピアノ教師が教える、人生のうつくしさ
人生の折り返し地点——アーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で当時84歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインと出会う。たちまち安心感に包まれ、シーモアと彼のピアノに魅了されたイーサンは、彼のドキュメンタリー映画を撮ろうと決める。
シーモアは、50歳でコンサート・ピアニストとしての活動に終止符を打ち、以後の人生を「教える」ことに捧げてきた。ピアニストとしての成功、朝鮮戦争従軍中のつらい記憶、そして、演奏会にまつわる不安や恐怖の思い出。決して平坦ではなかった人生を、シーモアは美しいピアノの調べとともに語る。「じぶんの心と向き合うこと、シンプルに生きること、積み重ねることで、人生は充実する」——彼のあたたかく繊細な言葉は、すべてを包み込むように、私たちの心を豊かな場所へと導いてくれる。

スタッフ

監督:イーサン・ホーク
製作:ライアン・ホーク
グレッグ・ルーザー
ヘザー・ジョーン・スミス
撮影:ラムジー・フェンドール
編集:アナ・グスタビー

キャスト

シーモア・バーンスタイン
マイケル・キンメルマン
アンドリュー・ハーベイ
ジョセフ・スミス
キンボール・ギャラハー

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