その女諜報員 アレックス
原題:Momentum
ニキータ、アリス・アバナシー、エレン・リプリー、ララ・クラフトを遥かに凌ぐ、 最強にしてセクシーなスーパーヒロイン——アレックス、見参!!
2015年/アメリカ/カラー/96分 配給:アークエンタテインメント
2016年6月4日(土)より 角川シネマ新宿ほかにて全国ロードショー!!
(C)Deer Isle Seven PTY 2015
公開初日 2016/06/04
配給会社名 1350
解説
タフでハードなヒロインが暴れまくるアクションは数々あれど、疾走感と痛快さでは追従を許さないアクション・エンターテインメントの登場だ。治安騒然たる南アフリカ・ケープタウンを背景に、美しきアウトロー、アレックスがアメリカの巨悪に牙をむく。殺しのプロたちを相手に、アレックスの問答無用の戦いがはじまる。全編、息を呑むようなアクションとスタントの連続。スピーディな語り口でサスペンスを貫くのは、クリント・イーストウッドの愛弟子スティーヴン・S・カンパネリ。カメラオペレーター、ステディカム・オペレーターとして、『マディソン郡の橋』から最新作『アメリカン・スナイパー』に至るまで、イーストウッドの右腕として活動したカンパネリは、師匠の演出力、映像センスを自らのものにして、ここに劇場映画監督デビューを果たした。 ヒロイン、アレックスに扮するのは『007/慰めの報酬』のボンド・ガールに抜擢され、トム・クルーズと競演の『オブリビオン』、『スパイ・レジェンド』などで知られるオルガ・キュリレンコ。モデル出身のスレンダーな肉体を駆使して、激しいスタントもみごとにこなしてみせる。このアレックス役で、キュリレンコにアクションヒロインとしての新しい魅力が加味されることになった。アレックスをつけ狙う凄腕エージェントには、テレビシリーズ「ザ・フォロイング」や『ソロモン・ケーン』(劇場未公開)で強烈な個性を発揮した、英国出身のジェームズ・ピュアフォイ。続いて『マンデラ 自由への長い道』のリチャード・ロシアン、『ヘル・アイランド』(劇場未公開)のコリン・モスなど、男臭い俳優が名を連ねている。さらにカンパネリの監督デビューを祝して、イーストウッド・ファミリーの一員であるアカデミー賞受賞俳優も重要な役で出演している。アレックスの軌跡をスリリングに綴った脚本は、『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』のアダム・マーカスとデブラ・サリヴァンが担当。撮影は『ランボー 最後の戦場』のグレン・マクファーソン。音楽はフランス出身のロラン・エケン。
ストーリー
かつて恋人だったケヴィン・フラーに誘われて、銀行強盗のチームに入った一匹狼の女性アレックスは、ダイヤを首尾よく盗んだものの、馬鹿なメンバーの不始末で顔をさらす羽目になってしまう。そのメンバーを射殺した彼女は手際よく証拠品を爆破し、フラーと行動をともにする。その晩、フラーはこのヤマを依頼した人間にホテルで会うことになっていた。彼の部屋に入り込んだアレックスは、部屋に乱入した襲撃者にみられずに、間一髪、姿を隠した。襲撃者は一流のプロで、フラーを拷問にかけ、ダイヤと一緒に盗んだUSBの在りかを聞きだそうとする。襲撃者はワシントンをリーダーに、クリントン、ジェファーソンなど歴代大統領の名をコードネームにしていた。フラーは最後までアレックスの名を吐かずに死んだ。襲撃者たちの隙をついて逃げ出したアレックスだったが、その姿を見られてしまった。襲撃者はフラーの妻と息子のもとに向かおうとしている。アレックスのことを毛嫌いしている妻のもとにアレックスはバイクを駆る。
襲撃者はアメリカの上院議員の意を汲んで行動していた。殺人など意に介さない彼らはアレックスの過去を調べ上げ、フラーの妻子のもとに急行する。どこまでも知恵が回り、冷酷なワシントンから逃れる術はないのか。アレックスは究極の戦術で、彼らに立ち向かった……!
スタッフ
監督:ステファン・カンパネッリ
キャスト
オルガ・キュリレンコ
ジェームズ・ピュアフォイ
リー=アン・サマーズ
リチャード・ロシアン
コリン・モス
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