ホース・マネー
原題:Cavalo Dinheiro
2014年/ポルトガル/カラー/104分 配給:シネマトリックス
2016年6月18日ユーロスペースにてロードショー!
公開初日 2016/06/18
配給会社名 0403
解説
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015でグランプリにあたる大賞、2014年のロカルノ国際映画祭では最優秀監督賞と世界中の映画祭で絶賛されました。また「サイト&サウンド」や「カイエ・デ・シネマ」など名だたる映画誌でも2015年のベスト作の一本として選出され、これまでのペドロ・コスタ監督作の中で最も多くの国々で劇場公開されている最新作『ホース・マネー』がいよいよ日本でも公開されることになりました。
『ヴァンダの部屋』『コロッサル・ユース』と同じ、リスボンのスラム、フォンタイーニャス地区を舞台に、主人公も『コロッサル・ユース』のヴェントゥーラ。ヴェントゥーラ自身のカーボ・ヴェルデからの移民の経験を元に、ポルトガルのカーネンション革命やアフリカ諸国の植民地支配からの独立などの近代史を背景に、ポルトガルに暮らすアフリカからの移民の苦難の歴史と記憶を、ひとりの男の人生の終焉とともに虚実入り混じった斬新な手法で描き世界が驚愕した、ポルトガルの鬼才ペドロ・コスタの傑作です。
ストーリー
どこからか手紙が届いた。いまひとりの男の人生が終わろうとしている。
彼はアフリカの小さな火山の島からやって来た。あれから何十年経ったのだろうか。いまは記憶も途切れ途切れだ。彼の元に女が現れた。故郷の島、カーボ・ヴェルデからの知らせを伝えるために。男は移民として日々の糧を稼ぐためにリスボンのスラムに暮らし、レンガ工場や工場現場で働いた。いまでも思い出すのは、故郷で飼っていた
スタッフ
監督:ペドロ・コスタ
製作:アベル・リベイロ・シャービス
脚本:ペドロ・コスタ
撮影:レオナルド・シモンイス
ペドロ・コスタ
編集:ジュアン・ディアス
音楽:オイス・トゥパロイス
キャスト
ベントゥーラ
ビタリナ・バレラ
ティト・フルタド
アントニオ・サントス
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