一枚の写真ー地下鉄サリン事件と二人
2015年/日本/カラー/??分/ 配給:太秦
2016年
解説
ドキュメンタリー映画、さかはらあつし監督『一枚の写真』が2015年3月20日、オウムサリン事件の20年目を前にクランクインをすることになりました。
さかはら監督は、1995年3月20日、当時勤めていた会社に向かう通勤途中、無差別テロであるオウムサリン事件に会いました。監督が乗っていた車両では一人の方がサリンを吸い亡くなりました。監督自身も未だに重い後遺症に悩まされています。この20年、監督は被害者の一人として苦しんで生きてきました。事件が忘れ去られていくなかで、被害者として、一人の人間として、この事件はなんであったのかを解明して行くことが、自分なりの決着をつけるこことではないかと思いこの作品を企画しました。この事件は、何故起きたのか。何故教団は短い時間で信者が15,000人までにも膨張し、暴走していったのか。その謎は、いまだに大きな闇の中にあります。この作品で被害者でもある監督が、加害者側である教団の中枢にいて現在アレフの出家信者である荒木浩氏に挑みます。さかはら監督と荒木氏は同じ時期に京都大学に籍を置いていました。一人は教団に出家して加害者側となり、一人は偶然にも事件に遭遇して被害者となりました。二人にとってこの20年とは何だったのか。
二人は同じ時間を共有した関西の街を歩き、逃げ場にない中で封印した時間が赤裸々に浮かび合ってくる。
そして、運命の3月20日、二人は事件現場に立つ。この20年目の衝撃の邂逅をご期待ください。
ストーリー
スタッフ
企画・監督:さかはらあつし
製作:株式会社Good People
製作協力・配給:太秦
キャスト
荒木浩
さかはらあつし
他
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