原題:Foxcatcher

2014年カンヌ国際映画祭監督賞受賞 2015年アカデミー賞最有力候補

2014年11月14日全米公開

2014年/アメリカ/カラー/130分 配給:ロングライド

2015年09月04日よりDVDリリース 2015年2月14日、新宿ピカデリー 他 全国公開

Photo by Scott Garfield(c)MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED

公開初日 2015/02/14

配給会社名 0389

解説


静かなる狂気の人間ドラマ。ベネット・ミラー監督最高傑作!
1996年デュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化

故フィリップ・シーモア・ホフマン主演『カポーティ』(05)では作家トルーマン・カポーティを、ブラッド・ピット主演『マネーボール』(11)では革新的球団運営で野球界の常識を変えたGMを、これまで実在の人物と事件を丹念に描いてきたベネット・ミラー監督。最新作は1996年に全米を震撼させたデュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化。孤独、葛藤、富と名声、心の暗部でつながれた大富豪とレスリング金メダリストの病的ともいえる心理を鮮烈に描き、見事カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。出演は犯人でデュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンにスティーヴ・カレル。事件に巻き込まれていく五輪メダリスト兄弟の兄をマーク・ラファロ、弟をチャニング・テイタムが演じている。2005年に『カポーティ』で学生時代からの盟友、故フィリップ・シーモア・ホフマンにアカデミー賞主演男優賞をもたらし、今年のカンヌ国際映画祭会見では突然の訃報に涙を流したベネット監督。今回は『リトル・ミス・サンシャイン』などのヒットコメディで活躍してきたカレルが自身初のシリアスな役柄を怪演、さらに存命するメダリストの弟を鬼気迫る演技で熱演したテイタムが共に新境地ともいえる演技を披露し、ダブルでのアカデミー主演男優賞ノミネートが有力視されている。

11月14日全米公開!「今年、最高の映画」(Jane Sarkin/ Vanity Fair)各誌から絶賛の声続々!!
■素晴らしい映画、最高の演技だった。特にスティーブ・カレルは。気がついたら、この実話について調べていた。本作を見たなら誰もがそうするだろう。—Katie L. Connor/ COSMOPOLITAN
■驚くべき演技満載、文句なしのアカデミー賞候補 –Mara Reinstein, US MAGAZINE
■テイタムの取り憑かれたような激しい演技は、ファンに新たな魅力を見せつける。—Catherin Shoard, GUARDIAN
■過去2作品も素晴らしいが、本作を見ればベネット・ミラー監督のずば抜けた才能は明らかだ。最高傑作。
この映画に心底引き込まれた。—Todd McCarthy, HOLLYWOOD REPORTER

ストーリー



 レスリングオリンピック金メダリストでありながら苦しい生計をしいられてるマークは、ある日デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンからソウル・オリンピック金メダル獲得を目指したレスリングチーム“フォックスキャッチャー“の結成プロジェクトに誘われる。自身のトレーニングに専念でき彼が崇拝する兄デイヴの影から抜け出すことを願うマークにとってそれは夢のような話だった。名声、孤独、隠された欠乏感を埋め合うよう惹き付け合うマークとデュポンだったが、デュポンの移り気な性格と不健全なライフスタイルが徐々に2人の風向きを変えていき、同じく金メダリストであるマークの兄デイヴがチームに加わることで、三者は誰もが予測できなかった結末へと駆り立てられていくことになる。  

スタッフ

監督:ベネット・ミラー
製作:ミーガン・エリソン
ベネット・ミラー
ジョン・キリク
アンソニー・ブレグマン
製作総指揮:チェルシー・バーナード
ロン・シュミット
マーク・バクシ
マイケル・コールマン
トム・ヘラー
脚本:E・マックス・フライ
ダン・ファターマン
撮影:グレッグ・フレイザー
美術:ジェス・ゴンコール
衣装:カシア・ワリッカ=メイモン
編集スチュアート・レビ
コナー・オニール
ジェイ・キャシディ
音楽:ロブ・シモンセン
ウェスト・ディラン・ソードソン
音楽監修:スーザン・ジェイコブス

キャスト

チャニング・テイタム
スティーブ・カレル
マーク・ラファロ
バネッサ・レッドグレーブ
シエナ・ミラー

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