2015年/日本・タイ/カラー/??分/ 配給:?????

解説

「The Watchdog Ladies(仮称)」は「男を成長させるのは、いつも女たち」をテーマとし、ルベール王国の王位継承者で日々重圧や不安と戦っているアリエル王子と、3 人の女性リサ、クリス、ヒデが織り成すラブロマンスです。主演のアリエル役を演じるチャーノン・リクンスラガーンは、2007 年に公開された主演映画「The Love of Siam」がアジア各国でロングランヒットしたタイの人気俳優です。同じく主演のリサ役を演じる伊澤恵美子は、 現在公開中の実事件を基にした衝撃作「子宮に沈める」の主演をはじめ、映画や舞台を中心に活躍する注目の女優です。また、脇を固める俳優にはタイの人気女優セリーナ・ウィースマン(クリス役)、篠井英介(ヒデ役)、忍成修吾(王子を追う謎のエージェント役)など経験豊かな実力派をキャスティングしています。

稲葉雄介監督は国内外から注目を集める若手有望監督です。同氏が学生時代に撮影した「君とママとカウボーイ(2010 年)」は国内外の映画祭から招待を受け、タイ出身の映画監督で「ブンミおじさんの森」でカンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクン氏から「私の 2010 年の映画体験のハイライトのひとつ」と最大限の賛辞を贈られ、ニューヨークで開催された特集上映‘The Unlimited Possibilities of Cinema’をはじめ、多くの海外映画祭に選出されました。

なお「The Watchdog Ladies(仮称)」の撮影は、熊本市シティプロモーション課の「くまもとシティ・フィルムオフィス」、「“熊本の魅力を、世界の映画祭で伝えよう”映画製作 有志の会」(代表:一般社団法人熊本青年会議所 理事長 野瀬田 隆)の全面バックアップの下で行います。熊本市では外国人観光客誘致(インバウンド)に向けた「熊本市シティプロモーション戦略」の第一弾として、特にタイ観光客の誘致に「The Watchdog Ladies(仮称)」を活用する予定です。
また、映画製作では一般的な手法となりつつあるクラウドファンディングを活用し、海外へのプロモーションのための出資やエキストラとしての映画出演などを広く全国から募ります。

ストーリー

ルベール王国のアリエル王子と付き人のクリスはお忍びの休暇を過ごすため、アリエルの父の古い友人で、熊本でホテルを経営するヒデのもとを訪れる。クリスは勝手に出歩こうとするアリエルに対し、王族らしい節度ある行動を求めるが、アリエルはまるで聞く耳を持たない。日々、王位継承者というプレッシャーに晒されているアリエルは、この休暇にかこつけて『自由』を体験したいのである。アリエルの気持ちを分からないでもないクリスは、ヒデと旧知の仲のリサを呼び出し、公認のデート相手=監視人に任命する。リサをそれと悟られぬようアリエルに近づけ、行動を監視させようというのだ。
婚約を機に退職し、時間を持て余していたリサは、一風変わった仕事と報酬に興味を示し、喜んでその仕事を引き受ける。そうとは知らないアリエルは、街中でリサと出会い、行動を共にし始めるが…。

スタッフ

監督:稲葉雄介
脚本:中野太/稲葉雄介
企画製作:TNC/キリンジ
エグゼクティブプロデューサー:小祝誉士夫
プロデューサー:鈴木智彦『ライク・サムワン・イン・ラブ』(カンヌ映画祭 コンペ作品正式招待)
アソシエイトプロデューサー:北本崇人(Little HELP)
:大野敦子 『メルド』(レオス・カラックス監督)
撮影監督:パイラット クムワン
『マリー・イズ・ハッピー』
(ヴェネチア国際映画祭、釜山国際映画祭、東京国際映画祭ノミネート)
テクニカルアドバイザー:アレックス バルトロ 『フレア』(大塚祐吉監督 日仏合作)
助監督:近藤有希 『二つ目の窓』(河瀬直美監督 カンヌ映画祭 コンペ作品正式招待)
五十嵐耕平 『息を殺して』(五十嵐耕平監督 ロカルノ映画祭正式招待)
音楽プロデューサー:Paranel(LOW HIGH WHO? PRODUCTION)
グラフィック:鈴木通直(オービット)
スチール撮影:馬場道浩(馬場写真事務所)
配給宣伝:キリンジ/Little HELP(タイ)
海外セールス:Little HELP(タイ)/wedovideo(仏)他
協力:ユーロスペース
撮影協力: くまもとシティ・フィルムオフィス、“熊本の魅力を、世界の映画祭で伝えよう”
映画製作 有志の会

キャスト

チャーノン・リクンスラガーン
伊澤恵美子

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