原題:Greeting from Tim Buckley

遠い記憶の父へ—。 これは、時を越えて“音楽”が繋いだ父と息子の物語。 若き天才ミュージシャン、ジェフ・バックリィ誕生への軌跡がここに。

2012年/アメリカ/カラー/104min 配給:ミッドシップ 宣伝:ミラクルヴォイス

2015年09月25日よりDVDリリース 2014年10月18日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー

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公開初日 2014/10/18

配給会社名 1143

解説


1994年、初のアルバム『グレース』を発表し、ソロアーティストとして歩み始めた矢先、遊泳中に溺死し30歳でこの世を去った若き天才ミュージシャン、ジェフ・バックリィ。彼の狂気にも似た美しいサウンドと孤高な魂の叫びとも言うべき歌声は、ボブ・ディランやデヴィッド・ボウイら、数々の著名アーティストから賞賛され、今でも多くのファンに愛され続けている。
60年代にフォーク・ロックの伝説的ミュージシャンとして知られたティム・バックリィを父に持ちながら、ほぼ会うことがなかったジェフが、ある日、父の追悼コンサートに呼ばれる。亡き父の存在に葛藤し続けた彼は、そのステージで自らの声を発見し、その類い稀な才能で観客たちを魅了、短い音楽人生の出発点に立つのだった。
本作は、それぞれの時代にこよなく愛されたシンガーソングライターの父と息子が織り成す人生を、切なく描いた感動作です。
“天使の歌声”と賞されたジェフを演じるのは、「ゴシップガール」で一躍脚光を浴びたペン・バッジリー。魂が乗り移ったかのような圧巻のパフォーマンスで、伝説の追悼コンサートを見事に再現したクライマックスは必見です。

奇しくも6月29日は父・ティム・バックリィの命日—。

ストーリー





1991年、無名のミュージシャンだった24歳のジェフ・バックリィ(ペン・バッジリー)。ニューヨークの聖アン教会で開催される、フォーク・ロックの伝説的ミュージシャンだったほぼ面識のない父ティム・バックリーの追悼コンサートに呼ばれる。コンサートまでの日々、ジェフは立ちはだかる自己喪失感や亡き父の存在に葛藤するが、コンサートの仕事を手伝う魅力的な女性アリー(イモージェン・プーツ)による愛情のこもった助けのもと、ステージに立つ勇気を得る。そして、父の曲を歌う魂を揺さぶるような歌声は、観客を魅了するのだった…。

スタッフ

監督・脚本:ダニエル・アルグラント
製作:ジョン・N・ハート
パトリック・ミリング・スミス
フレデリック・ゾロ
撮影:アンドリー・パレーク
美術:ジョン・ペイノ
衣装:デビッド・C・ロビンソン
編集:ビル・パンコウ
音楽監修:スーザン・ジェイコブス

キャスト

ペン・バッジリー「ゴシップガール」 
イモージェン・プーツ『ニード・フォー・スピード』 
ベン・ローゼンフィールド
ノーバート・レオ・バッツ

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