2015年/日本/カラー/129分/ 配給:KADOKAWA=ポニーキャニオン

2016年04月02日よりDVDリリース 2015年9月26日(土)TOHOシネマズ 新宿他、全国ロードショー

(C)2015『GONINサーガ』製作委員会

公開初日 2015/09/26

配給会社名 0058/0068

解説


1995年に公開され、石井隆監督作品の中でも絶大な人気を誇り、バイオレンスアクションの傑作として国内のみならず海外での評価も未だに高く、ファンの間から長きにわたり続編の制作を希望する声が絶えない映画『GONIN』。19年の時を経て、遂にあの『GONIN』の新たな物語が再び幕を開けます。

 本作のメガホンをとるのは前作『GONIN』(95)をはじめ、『死んでもいい』(92)『ヌードの夜』(93)、近年では『甘い鞭』(13)など独自の世界観で国内のみならず海外でも多くの映画ファンを惹きつける日本映画界傑出の鬼才・石井隆(いしいたかし)。本作でも脚本・監督を務め、前作『GONIN』から繋がる壮大な物語を並々ならぬ想いで描き、自らの集大成と位置付ける渾身の最新作です。
 そして本作の主演は、『桐島、部活やめるってよ』(12)で鮮烈なデビューを飾り、数々の新人賞を受賞、今後も主演作の目白押しの若き逸材東出昌大(ひがしでまさひろ)。前作のGONINに襲撃を受け、命を落とした大越組若頭・久松(鶴見辰吾)の息子・勇人を演じます。そして同じく前作で命を落とした久松の組長・大越(永島敏行)の息子・大輔には桐谷健太(きりたにけんた)。さらに前作の大越組を束ねる五誠会2代目に出生の秘密を握られ、愛人になり下がってしまった元グラビアアイドル・麻美に土屋アンナ(つちやあんな)。19年前のGONIN事件の真相を追うルポライターとして、自らも19年前の事件に深い因縁を持つ・森澤に柄本 佑(えもとたすく)。そして、今回のGONINの敵役となる、前作の五誠会会長・式根(室田日出男)の孫であり、麻美を愛人として囲う、五誠会三代目・誠司に安藤政信(あんどうまさのぶ)。前作を上回る豪華実力派のキャストが集い、『GONIN』に対する各々の熱い想いとともに、物語を盛り上げます。
 本作は6月1日に横浜にてクランクイン、6月末日にクランクアップ、2015年に全国公開を予定しております。今回のGONIN最後の一人はまだシークレットですが、ファンがあっと驚くキャスティングを予定しております。前作で死闘を繰り広げた男たちが遺したそれぞれの家族–血と宿命に彩られた新たな物語に是非ご注目ください。

ストーリー










19年前、1995年–。バブル経済が崩壊、指定暴力団五誠会系大越組から巨額の借金返済を迫られた元ロックギタリストで現在ディスコホールの経営者・万代(佐藤浩市)は、同じく時代に弾かれた男達五人を集めて大越組を襲撃、現金強奪に成功するが、大越組をまとめる五誠会は二人のヒットマン・京谷(ビートたけし)と一馬(木村一八)を放ち、一人、また一人と五人組を探し出して射殺して行く。

刑事崩れの氷頭(根津甚八)と三屋(本木雅弘)は土砂降りの夜、大越組を逆襲、大越(永島敏行)と久松(鶴見辰吾)ら組員全員と一馬を殲滅する。が、氷頭は京谷の凶弾に倒れ、三屋も逃亡中に追って来た京谷と相撃ちで死に、大越組は消滅、事件は終わった。かに思えた—それから19年、2014年。
男達が遺した家族にとって、事件は未だ終わっていなかった。

五誠会で3代目・誠司(安藤政信)が力をつける中、久松の息子・勇人(東出昌大)。
そして大越の息子・大輔(桐谷健太)。
五誠会に囲われる・麻美(土屋アンナ)。
19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)。
五誠会に恨みをもつ四人が出会い、物語は再び動き出す!

スタッフ

監督・脚本:石井 隆
劇中歌:「紅い花」 歌:ちあきなおみ 
「ラスト・ワルツ」 歌:森田童子

エグゼクティブ・プロデューサー:井上伸一郎 
企画:菊池 剛、加茂克也 
プロデューサー:二宮直彦、阿知波 孝 
撮影:佐々木原保志(JSC)、山本圭昭 
照明:祷 宮信 
美術:鈴木隆之
録音:郡 弘道 
音楽:安川午朗 
ラインプロデューサー:小橋孝裕 
キャスティング:東 快彦 

助監督:日暮英典 
制作担当:高見明夫 
製作:KADOKAWA、ポニーキャニオン、電通、ファムファタル、ソニーPCL
制作プロダクション:ファムファタル 

配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン

キャスト

東出昌大
桐谷健太
土屋アンナ
柄本 佑
安藤政信
井上晴美
りりィ
福島リラ
松本若菜
菅田 俊
井坂俊哉
竹中直人

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