マンガで世界を変えようとした男

本作は、イギリスの風刺画家、ラルフ・ステッドマンのキャリアをジョニー・デップのナレーションとインタビューで追ったドキュメンタリー、
『マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン』を3月に公開する運びとなりました。

ラルフ・ステッドマンは60年代後半から現在に至るまで、社会を強烈に皮肉った、過激で攻撃的な画風で知られている風刺画家でローリング・ストーン誌などに寄稿していることで海外では評価の高いアーティストです。

時代の潮流を読み取り、世相を皮肉った風刺画は強烈で、その画風は、フランシス・ペーコンやダヴィンチなどを連想させます。

映画の中では、ラルフのファンであることを公言する作家ウィリアム・バロウズやテリー・ギリアムのインタビューとともに、彼の創作活動の源を探りつつ、親友の伝説的ジャーナリスト、ハンター・Ｓ・トンプソンと共にどのようにして「ニュージャナリズム」という新しいジャーナリズムのあり方を構築していったかに迫っております。