原題:Mandela: Long Walk to Freedom

─そして、あなたは"希望"に出会う。

2013年/アメリカ/カラー/147分/ 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

2014年5月24日公開

(C)2013 Long Walk To Freedom (Pry) Ltd. All rights reserved.

公開初日 2014/05/24

配給会社名 0069

解説


昨年12月5日──元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラが、世界中に惜しまれながらこの世を去った。享年95歳。

彼の偉大さに疑念を挟む余地はないだろう。南アの非白人を迫害してきたアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃のための闘争と、27年にもわたる牢獄生活を耐え抜いた不屈の精神。だが、アメリカ合衆国大統領をはじめ世界中の指導者たちが彼を敬愛し続ける理由は、それだけではない。誰もが“敵”を倒すことだけを目指していたその時、マンデラは人種間の憎しみの連鎖を断ち、南アの真の融和を目指し、そして、驚くべきことにそれを実現したのだ。

いまなお世界で繰り広げられる様々な戦いに目を向ける時、マンデラの偉業は“奇跡”だが、人間がかつてそのような奇跡を為しえた事実は、未来に残された“希望”である。だが、その輝かしい名声にも関わらず、そして、マンデラ自身が何度も語っている通り、彼は決して聖人ではなかった。

プライベートな部分も包み隠さず記されたマンデラの自伝を16年もの歳月をかけてついに映画化した本作品が、マンデラの不屈の戦いと共に鮮やかに描き出すのは、傲慢さや軽薄さ、浮気心もある“一人の男として”の人間マンデラと、彼を支えた妻ウィニーとの愛の軌跡。27年にわたる監獄での激烈な体験のなかでマンデラが人間的に成長する一方で、家族を命がけで守りぬく妻ウィニーとの心の溝は広がっていく。
大義をなし得るために、愛を犠牲にしなければならなかったマンデラの悲しみが描かれている。

ゴールデン・グローブ賞に輝いた主題歌「オーディナリー・ラヴ」を手掛けたU2のボノは、授賞式のスピーチで「彼は愛が多くを為すことを唱えました。私たちが作ったのは、ラブソングなのです」と語った。聖人ではないからこそ、愛の喜びと苦しみを知るからこそ、マンデラは明日を生きる私たちの希望であり続ける。
──そして、その死をただ悼むだけでは、私たちの世界は変わらない。

ストーリー

ヨハネスブルグで弁護士として謳歌していた青年時代。 最初の結婚と反アパルトヘイト運動への参画。そして結婚の破綻。 マンデラはさらに運動にのめり込む一方で、年齢の離れたウィニーと恋に落ち再婚。 政府の政策がさらに強硬化するなかで、マンデラは武装闘争を選択し、テロに走るが1962年に逮捕。 1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受け、27年間、収監されることになる。 しかし、激化する武装闘争に対して違和感を抱いた彼は収監の間に思索を深め、南アフリカの未来のためには憎しみを捨て、共存と愛を説く必要性に思い至る。 だが、彼の思いは、外の世界で迫害され憎しみに凝り固まった最愛の妻には伝わらなかった——。

スタッフ

監督:ジャスティン・チャドウィック 製作:アナント・シン 製作総指揮:キャメロン・マクラッケン フランソワ・イベルネル バジル・フォード ハーベイ・ワインスタイン 脚本:ウィリアム・ニコルソン 撮影:ロル・クローリー 音楽:アレックス・ヘッフェス 主題歌:U2

キャスト

イドリス・エルバ ナオミ・ハリス トニー・キゴロギ

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