2014年/日本/カラー/??分/ 配給:東京テアトル

2014年7月5日公開

(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2014

公開初日 2014/07/05

配給会社名 0049

解説


 2011年3月11日、東日本大震災がおこるまでは、「そろそろ俺も引退だ」と口にしていた当時92歳のやなせたかし先生。今まで経験したことのない大災害の状況の中で、子どもたちを元気づけたのは「アンパンマンのマーチ」でした。震災後、笑いを失った子どもがアンパンマンのポスターを見て笑顔を取り戻し、大人たちはその詩の深さにあらためて勇気をもらったという報道に、やなせ先生は“生涯現役”を決断されました。アンパンマンを通して、“愛”と“勇気”を届けるために“復興三部作”として映画の原作に取り掛かかったのです。
 2012年は、《復興》をテーマにした「それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島」、2013年は、《希望》をテーマに
「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」。
そして、2014年—。《望郷》と《故郷の再建》をテーマに掲げた映画「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」。
昨年10月13日に、94歳で逝去されたやなせ先生最後の原作となった絵本「アンパンマンとりんごぼうや」をもとに制作されています。—これからもずっと、アンパンマンは“愛”と“勇気”を届け続けるのです。

ストーリー

今年の映画の舞台は、りんごがたくさんなっている美しい島アップルランド。そこには、かっこいいヒーローに憧れるりんごぼうや達が住んでいます。ある日、アップルランドのりんごがなにものかに毒リンゴにされてしまいました。そんなアップルランドをもとどおりにするために、アンパンマンとりんごぼうやは、世界一大きなリンゴの実をつける“魔法の種”を探します。途中、困難にぶつかったり、泥だらけになっても、決して諦めずにみんなのために頑張るアンパンマンの勇気ある姿を見て、りんごぼうやはかっこいいだけでない“真のヒーロー”を目指します。
世界中のりんごを毒りんごに変えて、未来を真っ暗闇にしてしまおうとする黒マジョのマジョーラから、大切な
ふるさとを守るため、アンパンマンとりんごぼうや、そしてばいきんまんも力を合わせて戦います。

スタッフ

原作:やなせたかし

キャスト

(声の出演)
戸田恵子:アンパンマン
中尾隆聖:バイキンマン
井上真央:りんごぼうや
岡田圭右:マジョーラ

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