ムービー43
原題:Movie 43
2013年/アメリカ/カラー/94分/ 配給:アスミック・エース
2013年8月10日公開
(c) 2013 Relativity Media
公開初日 2013/08/10
配給会社名 0007
解説
ハリウッドのトップスターが名を連ね、2013年最高のオールスター“ゴージャス”映画といっても過言ではない『ムービー43』は、先の1月27日に全米2000スクリーンで封切られた瞬間、映画史上の新たな伝説を打ち立てた驚くべき怪作である。ボックスオフィスのトップテン入りを果たしたのは初登場時(7位)のみで、興行的にはまさに全米ドン引きの大惨敗。ただでさえ辛口の大物批評家ロジャー・エバートは「観てから5分後には早くも後悔する」「観たことを記憶から消したくなるほどの映画」という最大限の酷評を浴びせ、著名映画評論サイトのロッテン・トマトではわずか4%という絶望的な支持率を記録した。おまけに映画のお披露目を華々しくアピールするはずのプレミア会場のレッド・カーペットには豪華キャストがまったく訪れず、通常のハリウッド映画ではありえない異例ずくめの怪現象が続発。幻のように現れてあっという間に消え、すでに本国アメリカでは存在そのものが都市伝説のように語られている『ムービー43』が、遂に日本でも8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開されることが決定した!
そもそもの始まりは、弟のボビー・ファレリーとともに『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などのヒット作を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が「非常識で、クレイジーで、普通じゃない」コメディの企画を立ち上げたこと。その野心満々のプロジェクトは、製作資金を提供するはずだったスタジオが本当に非常識すぎる内容に怖じ気づいて撤退するなど迷走を重ねながらも、構想&撮影に6年間もの歳月を費やしてついに完成に至った。ところが全米公開の一週間前になって、またも想定外のアクシデントが発生。当初は“好奇心旺盛な子供たちが都市伝説上の物凄い映画『ムービー43』を探し、インターネットでアクセスを試みる”という設定のオープニング・シーンが考案され、実際に撮影&編集も完了していたが、なぜか完成バージョンではデニス・クエイド、グレッグ・キニア、『テッド』のセス・マクファーレンが織りなすハリウッドのドタバタ内幕劇に差し替えられてしまったのだ。その不可解な顛末はいまだ謎のベールに覆われており、真相は一切不明。かくして作り手たちの意図とはまったく異なる形で都市伝説化した前代未聞のエクストリーム3G(下品、下劣、下衆)コメディ、その衝撃的な全貌がいよいよ明らかにされる。
本作は、ピーター・ファレリー、『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー、『スーパー!』のジェームズ・ガンなど、総勢10人のキレ者&クセ者監督が腕によりをかけた11のエピソードから成り、一見すると支離滅裂な短編オムニバスのようでありながら、全編を通して観ると“非常識でクレイジー”なポリシーを徹底追求した1本の長編に仕上がっている。興行大コケ×批評家酷評=全米ドン引きと聞けば、誰もが“目も当てられない”究極の駄目映画を予想してしまうが、実際の中身は冒頭からラストまでまさかの仰天シーンが惜しみなく連打され、まさしく観る者を“目を奪われっぱなし”状態へと引きずり込んでいくのだ!
ヒュー・ジャックマンが暴走し、ケイト・ウィンスレットが壊れる!
超豪華オールスター“ゴージャス”キャストが集合したポスターも解禁!!
今をときめく『レ・ミゼラブル』のスーパースター、ヒュー・ジャックマン、『タイタニック』で世界中の涙をしぼり取ったオスカー女優ケイト・ウィンスレット、私生活でもパートナー同士のナオミ・ワッツ&リーヴ・シュライバー、『アメイジング・スパイダーマン』の若手トップ女優エマ・ストーン、元ボンドガールのセクシー女優ハル・ベリー、『ジャッカス』のジョニー・ノックスヴィル、『プリティ・ウーマン』で女性のハートをわし掴みにしたリチャード・ギア、その他、ジェラルド・バトラーやユマ・サーマン、ケイト・ボスワースやテレンス・ハワード、そしてハリウッドの未来を担う『キック・アス』のティーン女優クロエ・グレース・モレッツなど、「よくぞ集まった!」「そして何故出演してしまった!?」と感動すら覚えるキャストの面々が本作に集結した。
そんな彼らが、あらゆる観客をぽかんと呆れ果てさせ、絶句させ、目を疑わずにいられない異色キャラクターとなってうようよと登場する。無謀な企画、無意味な情熱、無駄な豪華さ、間違った悪乗りなど、さまざまな要素が映画史上空前のケミストリーを炸裂させた本作は、そんじょそこらの珍品や駄作のレベルをはるかに突き抜け、コメディ映画の新たなる概念、すなわちセンス・オブ・ワンダーの神秘さえ感じさせるのだ!
ストーリー
スタッフ
監督:スティーブン・ブリル、ピーター・ファレリー、ウィル・グレアム
スティーブ・カー、グリフィン・ダン、ジェームズ・ダフィ
ジョナサン・バン・トレケン、エリザベス・バンクス、パトリック・フォースバーグ
ブレット・ラトナー、ラスティ・カンデッフ、ジェームズ・ガン
製作:チャールズ・B・ウェスラー、ジョン・ペノッティ、ピーター・ファレリー、ライアン・カバナー
製作総指揮:ティム・ウィリアムズ、タッカー・トゥーリー、ジェイソン・フェルツ
キャスト
エリザベス・バンクス
クリスティン・ベル
ハル・ベリー
レスリー・ビブ
ジェラルド・バトラー
ジョシュ・デュアメル
アンナ・ファリス
リチャード・ギア
テレンス・ハワード
ヒュー・ジャックマン
ジョニー・ノックスビル
ジャスティン・ロング
クリストファー・ミンツ=プラッセ
クロエ・グレース・モレッツ
リーブ・シュレイバー
ショーン・ウィリアム・スコット
エマ・ストーン
ジェイソン・サダイキス
ユマ・サーマン
ナオミ・ワッツ
ケイト・ウィンスレット
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