原題:Akaboshi

2012年/日本/カラー/140分/ 配給:エネサイ

2013年8月3日より新宿K'Sシネマにてレイトショー!

公開初日 2013/08/03

配給会社名 1382

解説


夫の蒸発をきっかけに精神のバランスを崩し、新興宗教にのめりこんでいく母と、そんな母に寄り添い続ける息子の物語。家族という絆の素晴らしさ、そして恐ろしさを描く。低予算自主制作作品にも関わらず、脚本に惚れ込んだ実力派人気声優、朴璐美が母親役として出演。実写初主演ながら、自分の息子を犠牲にして宗教にのめりこんでゆく母親を熱演。夜が明けていく空、ひとつ、またひとつと星が消えていく中、最後まで残って輝きつづける星、あかぼし。

ストーリー

東京郊外のベッドタウンに暮らす園部佳子(38)と、小学五年生の息子、保(11)。佳子の夫は半年前、忽然と二人の前から蒸発していた。不安定な精神状態で暮らしていた佳子はある日、街で新興宗教の勧誘を受け、衝動的に入信してしまう。”しるべの星”と名乗る教団に居場所を見つけた佳子は、次第に心のバランスを取り戻してゆく。
住宅地の家々を訪ねる勧誘活動を始めた佳子と保。新しい信者獲得の成績が上がるにつれ、更に宗教活動にのめり込んでゆく佳子。一方、学校で宗教活動のことがバレた保には、熾烈なイジメが始まる。そんな中起こった不幸な出来事に、佳子の心の平安は再び大きく崩れ去ってゆく。
トラブルを起こし、教団を追い出される母。それでも、それが本能であるかのように、常軌を逸した母に寄り添い続ける息子。しかし、教団で出会った同じ境遇の少女が保に囁く『ねぇ、一緒に家出しようよ』ゆれる保の心。母と子の絆は、次第に音を立てて軋み始める…。

スタッフ

監督/脚本/製作:吉野竜平
撮影監督:平井英二郎
撮影監督:井上 塁
音楽:佐藤みえこ
録音:藤原菜摘
助監督:小島夏実
助監督:糸川 潤
助監督:久保田辰也

キャスト

朴璐美
亜蓮
ブラダ
鯨井和幸
藤井かほり
大林佳奈子
四條久美子

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