原題:Neobychainye priklyucheniya mistera Vesta v strane bolshevikov

1993/03/20初公開(配給:シネセゾン)

1924年/ソ連/73 分/b&w/サイレント 配給:トレノバ

2013年8月17日よりユーロスペース他、全国順次公開!

公開初日 2013/08/17

配給会社名 1417

解説


ロシア帝国からソビエトへと体制が移りあらゆるものが変化した、激動の 1910〜20 年代のロシア。芸術でもロ
シア・アバンギャルドという新しいムーブメントが生まれた時代に、映画においてその先頭にたったレフ・クレ
ショフは、モンタージュ理論を打ち立て、現代映画の基礎を築き上げました。また、先駆者として、セルゲイ・
エイゼンシュテインなどの伝説の巨匠を育成したことも、映画史に残る大きな功績となっています。
クレショフが自身の理論を活用して作り上げた映画は、奇想天外なコメディから、シリアスなサスペンス、ロシ
ア内戦をテーマにした重厚な人間ドラマ、スパイ活劇など様々なジャンルにわたり、いずれも発想力にあふれた
アートなエンタテインメント作品として高い評価をされています。

後の巨匠バルネットやプドフキンが出演する記念すべきクレショフ工房第1回作品。アクションと風刺満載の伝説の奇天烈コメディ。

ストーリー





若き日のバルネットやプドフキンが出演する記念すべきクレショフ工房第1回作品。アクションと風刺満載の伝説の奇天烈コメディー。

アメリカ人のウェスト氏は、世界で初めて誕生したボリシェヴィキの国・ソビエトの視察旅行を計画する。アメリカの新聞は、ボリシェヴィキが暴れまわる悪魔の国としてソビエトを紹介しており、自分の眼で実情を確かめようとしたのである。彼はボディガードのカウボーイ・ジェディを伴い、モスクワに到着する。そんな彼に詐欺師が目をつける。悪魔を演出して、ウェスト氏を脅迫しようというのだ。こうしてウェスト氏は、次々とわけのわからない事件に巻き込まれていく・・・。

スタッフ

監督:レフ・クレショフ
脚本:ニコライ・アセーエフ
撮影:アレクサンドル・レヴィツキー

キャスト

ポルフィリ・ポドーベド
ボリス・バルネット

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す