原題:Io e te

『ラストタンゴ・イン・パリ』『ラストエンペラー』で知られる 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督 最新作!

2012年/イタリア/カラー/97分/ 配給:ブロードメディア・スタジオ

2013年4月20日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

(c)2012 Fiction - Wildside

公開初日 2013/04/20

配給会社名 0551

解説


10年の沈黙を破り、世界中が待ち望んだベルトルッチ新作が遂に公開!

『暗殺の森』(70)、『ラストタンゴ・イン・パリ』(72)などで映画史上特筆すべき衝撃と陶酔を観る者にもたらし、壮麗なる歴史大作『ラストエンペラー』(87)ではアカデミー賞9部門を制したベルナルド・ベルトルッチ監督。『ドリーマーズ』(03)発表後、重い病に苦しみ、車椅子生活を余儀なくされたベルトルッチは、一時は引退さえ覚悟したというが、ニッコロ・アンマニーティの同名小説(日本では河出書房新社刊)を読み、「たちまち恋に落ちた」というベルトルッチは、迷うことなくその映画化を決意。本作は、ベルトルッチが30 年ぶりに母国のイタリア語で撮った映画であり、くしくも監督デビュー作『殺し』(62)から 50 周年の節目を飾るメモリアル作品である。

本編を盛り上げるのは、デヴィッド・ボウイ自身が歌う「スペイス・オディティ」のイタリア語版「ロンリー・ボーイ、ロンリー・ガール」。奇しくも今月、10年ぶりに新作アルバム「ザ・ネクスト・デイ」を発表したデヴィッド・ボウイ。“孤独な少年よ、どこへ”と語りかけるイタリア語の切ない歌詞が、作品の持つ瑞々しい感性と見事に呼応し合う。

ストーリー




ロレンツォは、少し風変わりで独りが好きな14歳。彼は両親に嘘をついて、学校のスキー旅行に行かずに、自分の住むアパートの地下室で暮らそうと計画する。まるまる1週間、好きな音楽と本だけで過ごそうと思っていたのだ。しかしそこに思いがけず異母姉のオリヴィアが現れたことで、すべてが一変する…。少し年上で、世の中の経験も彼より豊富なオリヴィアとの出会いによって訪れた、少年時代との別れのとき。子どもと大人のはざまでふたりが探した未来図とは……。

スタッフ

監督:ベルナルド・ベルトルッチ
原作:ニッコロ・アンマニーティ
『孤独な天使たち』(河出書房新社刊)
脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、ニッコロ・アンマニーティ、ウンベルト・コンタレッロ

キャスト

ヤコポ・オルモ・アンティノーリ
テア・ファルコ
ソニア・ベルガマスコ
ヴェロニカ・ラザール
トンマーゾ・ラーニョ
ピッポ・デルボーノ

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