原題:SUCKER

2012年/アメリカ映画/英語/STEREO/カラー/81分/シネスコ 配給:『モスキートマン』上映委員会

2013年2月16日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷/1月26日(土)よりシネ・リーブル梅田(「未体験ゾーンの映画たち2013」)

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公開初日 2013/01/26

配給会社名 1375

解説


この世に蔓延る悪の血を吸い尽くす!新たなるダーク・ヒーロー登場!!

『スパイダーマン』のピーター・パーカー、『バットマン』のブルース・ウェイン、『アイアンマン』のトニー・スターク。これらアメリカン・コミックのヒーローたちに共通するのは、驚異的な力を手に入れたことで葛藤を抱え、苦悩しながら成長していくという、人間臭さをもったスーパーヒーローであること。本作の主人公、ジム・クロウリーもまた然り。不幸な偶然から、科学者の手によって蚊の特性と驚異的な身体能力を持つ“モスキートマン”へと変貌を遂げる。異形の者と化した彼は、その哀しき運命を背負い、愛する人を守るため孤独な戦いに身を投じていくのである。 る悪の血を吸い尽くす!新たなるダーク・ヒーロー登場!!
主人公ジム・クロウリーを演じるのは、本作で監督も務めるマイケル・マナッセリ。そしてヒロインのエブリンを『リセット』のジョーダン・トロヴィリオンが演じる。また、映画マニアにはお馴染みの米国映画製作会社トロマ・エンターテイメントの創設者であり、『悪魔の毒々モンスター』シリーズで有名なロイド・カウフマンが、主人公ジムを解雇する社長として出演している。

ストーリー

研究所に勤めるジムは出世も見込めず、家庭では妻との仲も冷え切っていた。そんな彼の心のよりどころは、美しくて心優しい同僚のエブリンだけだった。一方、世間では蚊による媒介性ウイルスが世界中に蔓延し、薬品会社によるワクチンの開発が急務となっていた。そんなある日、ジムはライバルのダンとの昇進レースに破れ、研究所を解雇されてしまう。失意の中帰宅していると、モーテルに妻の車が止まっているのを見つけ部屋の中を覗くと、妻と、そしてダンが熱く抱擁を交わしていた…。自暴自棄になり街を彷徨っていた彼の前に、デイブという男が現われる。デイブはバーでダンを泥酔させ、ある場所へと連れ帰る。実はデイブは科学者であり、ウイルスのワクチンを開発して一攫千金を狙っていた。そして、その人体実験をダンの身体で行おうとしていたのだ。しかし実験は失敗に終わり、ダンは死亡。罪を恐れたデイブは、その死体を街の片隅に投げ捨てる。だが、彼の命の灯火は、まだ消えてはいなかった。蚊のウイルスで遺伝子操作が行われ、ダンは蚊の特性と驚異的な身体能力を持った「モスキートマン」へと生まれ変わる。そして異形へと変貌してしまった自らの姿とその無限の力に戸惑い、あても無く夜の街を駆け抜けながら、人生を狂わせた者たちへの復讐を誓う。だがその時、裏通りで強盗に襲われている女性を発見。ダンは蚊の能力を駆使して、その危機を救う。そして助けた女性へと近づくと、彼女は研究所の同僚エブリンだった…。そこに警察が駆け付け、ダンは再び夜の闇へと消える。果たして、彼の運命はどうなってしまうのだろうか…!

スタッフ

監督:マイケル・マナッセリ
脚本:マイケル・マナッセリ、J・P・エプスタイン
撮影:ベン・デカ、ジュリアン・デカ
編集:スティーヴン・エッケルベリー
音楽:アレクサンダー・ジャンコ『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』/製作:スティーヴン・エッケルベリー、キンバリー・ケイツ、マイケル・マナッセリ、エリザベス・ランドルフ
製作総指揮:ジェフリー・コーエン、ゴールドン・エプスタイン、ブルース・リー

キャスト

マイケル・マナッセリ
モンティ・ベイン
ジョーダン・トロヴィリオン『リセット』
ダニー・ムーニー
リッキー・ウェイン『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』
ロイド・カウフマン『悪魔の毒々モンスター』
キンバリー・ケイツ

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