原題:Capturing Dad

幼いころ出て行った父に会うのはちょっぴり不安…。母娘たちの人情悲喜劇。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012長編コンペティション部門

2012/日本/74分/カラー/ヴィスタサイズ/HD 配給:デジタルSKIPステーション 協力:コミュニティシネマセンター

2013年2月16日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショーほか全国順次公開

©2012 ピクチャーズネットワーク/日吉ヶ丘ピクチャーズ

公開初日 2012/07/14

公開終了日 2012/07/22

配給会社名 1082

解説


「死にゆく父の顔を写真に撮る」という“おつかい”と、行き着いた先に待っていた人生の修羅場に奮闘する姉妹を通して、母の思いや家族の絆を描きだす、『チチを撮りに』。

本作はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012(主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか、会期:7月14日[土]〜22日[日])にて、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザが推進する上映支援プロジェクト“SKIPシティDシネマプロジェクト”第3弾作品に選出され、この度、2013年2月16日(土)より新宿武蔵野館にて公開初日が決定した。

監督は、本作で長編映画監督デビューを果たし、その独自の感性と視点に熱い視線が集まる中野量太。次代を担うクリエイターを発掘する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012」で日本人監督として初めて「監督賞」を受賞、「SKIPシティアワード(今後の可能性を感じる監督に授与)」をダブル受賞する快挙を成し遂げた。

キャストには、心意気ある母・佐和に『ギリギリの女たち』『ヒミズ』の渡辺真起子。可笑しくもリアルな掛け合いがみどころの姉妹には、柳英里紗と松原菜野花。この母娘の軽やかな“気概”が、物語を生き生きと輝かせ、現実を生きる、私達を元気にする。

ストーリー

フリーターの姉・葉月と女子高生の妹・呼春は、母の佐和と3人暮らし。14年前に女の人を作って家を出て行ったきりの、父の記憶はほとんどない。ある日、佐和から「離婚したお父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮って来てほしい」と告げられる。佐和の言葉に困惑しつつ、嫌々ながら出発した姉妹だが、心の底では会いたい気持ちも顔を出す。電車を乗り継ぎ、着いた所は田舎の駅。そこで二人は、父が亡くなってしまったことを知る。いたいけな異母兄弟の少年や叔父の温かな出迎え。でも、そこには人生の修羅場も待っていた・・・。

スタッフ

プロデューサー:平形則安
脚本・監督:中野量太
制作:ピクチャーズネットワーク、日吉ヶ丘PICTURES

キャスト

渡辺真起子
柳英里紗
松原菜野花
滝藤賢一

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