愛について、ある土曜日の面会室
原題:Qu'un seul tienne et les autres suivront
2009年ヴェネチア映画祭正式出品 2009年ドーヴィル映画祭 最優秀第一回作品賞 2009年ルイ・デリュック賞 新人監督賞 2010年リュミエール賞 新人女優賞(ポーリン・エティエンヌ) 2010年エトワール賞 新人女優賞(ポーリン・エティエンヌ)
2009年/フランス/120分/35mm/1:1.85/ドルビーSRD 配給:ビターズ・エンド
2012年12月15日(土) シネスイッチ銀座 ほか全国順次ロードショー!
© Rezo Productions
公開初日 2012/06/21
公開終了日 2012/06/24
配給会社名 0475
解説
ステファンは病院へ血液を運ぶ仕事をしているが、仕事も、恋人エルサや母親との関係も上手くいっていない。そんなある日、トラブルに遭ったエルサを助けてくれたピエールと知り合いになる。彼はステファンの顔を見るなり驚いた反応を見せ、ある奇妙な依頼を持ちかけるのだった。
ゾラは息子が殺されたという知らせを受ける。突然の訃報に打ちひしがれる彼女は、息子が殺された理由を知るため、アルジェリアからフランスへと渡る。そして、加害者の姉セリーヌと知り合いになり交流を深めていく。ある日、親類が誰も面会に訪れないと嘆く彼女に、ゾラは自分が会いに行くことを提案する。
ローラはボーイフレンドのアレクサンドルと楽しい日々を過ごしていたが、ある日アレクサンドルが警官に暴行をはたらき逮捕されたと連絡を受ける。面会を試みるも、未成年の彼女では保護者がいなければ面会は出来ない。そこで、偶然知り合った病院スタッフのアントワーヌに付き添いを頼むのだった。
ある土曜日の朝、3人はそれぞれの思いを胸に刑務所の面会室へと向かう…。ヴェネチア国際映画祭で絶賛され、ルイ・デリュック賞新人監督賞を受賞した女性監督レア・フェネールの鮮烈なデビュー作。
ストーリー
許し、犠牲、疑い、献身、慈しみ、そして再生へ——さまざまな愛のかたち
フランス・マルセイユ。ロール、ステファン、ゾラは、同じ町に暮らしながらお互いを知らない———サッカーに夢中な少女ロール。ある日、初恋の人アレクサンドルが逮捕されてしまうが、未成年のロールは面会ができず想いを募らせてゆく・・・。仕事も人間関係もうまくいっていないステファン。偶然出会ったピエールに、自分と瓜二つの受刑者と「入れ替わる」という奇妙な依頼を持ちかけられ、多額の報酬に心が揺らぎだす・・・。息子が殺されたとの訃報を受けたアルジェリアに暮らすゾラ。突然の死の真相を探るためフランスへと渡り、加害者の姉に接触し交流を深めてゆくが・・・——ある土曜日の朝、3人はそれぞれの悲しみや痛みを受け入れ、運命を切り開くために刑務所の面会室へと向かう。
スタッフ
監督・脚本:レア・フェネール
キャスト
ファリダ・ラフアド
レダ・カティブ
ポーリン・エティエンヌ
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