原題:Les Lyonnais

70年代フランスに実在したギャングの友情と裏切りを描いた薫り高いフィルムノワール。

2011/フランス/102分/DCP/カラー/1:2.35/ドルビー5.1ch 配給:コムストック・グループ

2012年9月15日(土)銀座テアトルシネマほか全国ロードショー!

© 2010 LGM FILMS GAUMONT FRANCE 2 CINEMA HATALOM RHONE-ALPES CINEMA

公開初日 2012/09/15

配給会社名 0708

解説


『あるいは裏切りという名の犬』の大ヒット以降、フレンチ・フィルムノワールを先導するオリヴィエ・マルシャル監督待望の最新作は、1970年初頭“リヨンの男たち”として、フランス犯罪史にその名を刻んだギャング、エドモン・ヴィダルの激動の半生を、彼の自叙伝をベースに当時の事件とフィクションを巧妙に織り交ぜて描く、薫り高い重厚なフィルム・ノワールである。
出演は、『この愛のために撃て』の名優ジェラール・ランヴァン、『ザ・コア』の実力派チェッキー・カリョをはじめ、フランスを代表する俳優陣が結集。主人公モモンの青年時代を演じたディミトリ・ストロージュが、本作でセザール賞にノミネートされている。
スタッフは、米・アカデミー賞を受賞した『アーティスト』のプロデューサー陣に加え、『あるいは裏切りという名の犬』チームが再びタッグを組んでいる。

ストーリー


伝説のギャングとして一時代を築いた男、エドモン・ヴィダル(通称モモン)。今は還暦を迎え、かつての仲間たち、そして妻や息子、孫たちと静かで心穏やかな日々を過ごし、昔の自分を忘れようとしていた。だが、かつて共に派手な強盗事件を繰り返した親友セルジュが13年の逃亡の末、暴力団担当刑事ブロナーに逮捕されたことを知る。実刑が確定すれば生きて刑務所を出ることはできない。愛する妻ジャヌーとの約束を守るため、はじめは「自業自得だ」と言い放っていたモモンの脳裏に、子供時代のセルジュの顔が浮かぶ。セルジュは、ロマというジプシー出身のモモンがいじめられていた時、助けてもらって以来の友だ。1964年、遊び半分でさくらんぼを盗み半年の禁固刑になった時も一緒だった。苦悩の末、セルジュを救うと決意したモモンの人生は再び危険な時へ動き始める—。

スタッフ

監督・脚色:オリヴィエ・マルシャル  
脚本:オリヴィエ・マルシャル/エドガー・マリー
原作:「さくらんぼ、ひとつかみで」 エドモン・ヴィダル
製作:シリル・コルボー=ジュスタン/ジャン=バティスト・デュポン  
製作総指揮:ダヴィ・ジョルダーノ
音楽:エルワン・クルモルヴァン
撮影:ドゥニ・ルーダン
編集:ユベール・ペルサ 
美術:シリル・オゲル

キャスト

ジェラール・ランヴァン
チェッキー・カリョ
ダニエル・デュヴァル
ディミトリ・ストロージュ
オリヴィエ・シャントロー
パトリック・カタリフォ
フランソワ・ルヴァンタル
フランシス・ルノー
リヨネル・アスティエ
ヴァレリア・カヴァッリ

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