中村亮介監督×サンライズ制作 強力タッグで贈る、新しい“ねらわれた学園”

2012年/日本/カラー/106分/ 配給:松竹

2012年11月10日 全国ロードショー

©眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会

公開初日 2012/11/10

配給会社名 0003

解説


季節が過ぎて、僕らはキセキの意味を知る
いつまでも続くと信じていた時間。ただ振り向いて欲しかった。ただ手をつないでいて欲しかった。
あの日、学園に”彼“がやってくるまでは・・・
伝えたいという思いが、まだ見ぬ未来に奇跡を起こす。

本作は眉村卓の同名小説を、監督の中村亮介自ら脚本を執筆。(※内藤裕子との共著)
時代を現代の中学校に置き換え、新しい解釈によるアニメ映画化が実現。
制作はサンライズ第8スタジオ(「境界線上のホライゾン」「アクセル・ワールド」)が担当し、思春期の心象風景を淡くも鮮烈に描き出す話題作。

キャストにはナツキ役にAKB48の渡辺麻友が劇場版アニメ映画で初主演声優を務める。ナツキの幼なじみで相手役となる関ケンジ役を、『SUPER8』(11)、「エウレカセブンAO」(12)の主役を演じた声優・本城雄太郎。ナツキ・ケンジが通う中学に”転校生“として現れる京極に、『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹、『黒執事』のセバスチャン・ミカエリスなど数々のアニメで主役を演じる小野大輔。ナツキ・ケンジの同級生のカホリ役に「海月姫」の倉下月海役や、「こばと。」の花戸小鳩役などで主役を演じ、歌手としても人気の花澤香菜、と人気・実力ともに豪華なキャスティングが実現。

主題歌「サヨナラの橋」はナツキの声を演じる渡辺麻友が担当し、作品に彩りを加え、オープニングテーマ「銀色飛行船」はアニメファンにも定評の高いsupercellが担当。こちらも豪華な顔ぶれで本作を盛り上げる。

ストーリー









始業式の朝。古都鎌倉の中学に通う関ケンジを待っていたのは、ふたつの“出会い”だった。ひとつは、密かに好意を寄せていた、クラス委員・春河カホリとの心弾ませる遭遇。彼女と朝の海で初めて言葉を交わすことになったケンジは有頂天に。そんなケンジを幼なじみでカホリの友人でもある涼浦ナツキは複雑な思いで見守る。

そしてもうひとつの出会いは、高台で桜の花びら受けながら、まるで風を操るように立っていた少年との心ざわめかせる遭遇。その少年に何か不思議なものを感じるケンジ。そしてその少年との再会は思ったより早く訪れる。ケンジたちのクラスにやってきた、転校生・京極リョウイチ、彼こそがその少年だった。ケンジ、ナツキ、カホリのいるクラスに現れた京極は、次第にクラスに溶け込んでいきながら、一方で何かクラスメートの持つ雰囲気と相容れないものを漂わせる。そしてそんな京極にひそかに惹かれ始めるカホリ。

やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。この不思議な出来事がケンジ、ナツキ、カホリだけではなく、生徒会の面々、担任の先生、ケンジの祖父である関耕治、そして不登校を続けていた山際ゆりこなど皆を巻き込んでいく。
そしてその中で明らかになっていく、それぞれの心の想い。
幼なじみでずっと一緒だったケンジとナツキの距離感も変わり始める。京極は果たして、何者なのか。そして学園では何が起ころうとしているのか。
伝えたい、伝わらない、それぞれの様々な思いが、学園で起きる事件に奇跡を呼び起こす。純粋に人を想う心、伝えたいと願う気持ちが、今と未来を繋いだ時、彼らに訪れた現実は・・・。

スタッフ

原作:眉村卓(講談社刊・青い鳥文庫所載)
監督:中村亮介
制作:サンライズ
脚本:内藤裕子・中村亮介
キャラクターデザイン・総作画監督:細居美恵子
美術監督:金子英俊
画面設計:清水健一
イメージ美術:吉田ヨシツギ
色彩設計:小針裕子
撮影監督:五十嵐慎一
CGディレクター:菅 友彦
特殊効果:谷口久美子
編集:肥田文
音響監督:清水洋史

主題歌:「サヨナラの橋」
渡辺麻友
作詞:秋元康
作曲:MIKOTO
編曲:重永亮介
(Sony Music Records)

オープニングテーマ
「銀色飛行船」
supercell
作詞・作曲・編曲:ryo
(Sony Music Records)

キャスト

(声の出演)
涼浦ナツキ:渡辺麻友
関 ケンジ:本城雄太郎

花澤香菜
小野大輔

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