未来警察 Future X-cops

原題：Future X-Cops

アンディ・ラウ史上、最強。バリー・ウォン史上、最愛。香港映画史上、最高。

2009年/香港・台湾合作映画/100分/ 配給:AMGエンタテインメント

2012年05月19日(土)よりシネマート六本木にて日本一エモーショナルな公開決定!

公開初日　2012/05/19

配給会社名 0644

解説

主演に「インファナル・アンフェア」などアジアを代表する俳優、アンディ・ラウ、共演に「新・少林寺」など今をときめくファン・ビンビン、「ミラクル７号」の天才子役シュー・チャオ、そして台湾からは「悪魔で候」で日本女子をノックアウトしたマイク・ハー、元祖「花より男子」ドラマ版主演の牧野つくし役バービー・スー、監督に香港のエンターティナー、バリー・ウォン（金正男に激似）というアジアを代表する豪華布陣が真っ向勝負で描いたのは、香港らしいワイヤー・アクションと、最先端のVFX技術を駆使し、愛と正義と友情をテーマに描く近未来ヒーローアクション「未来警察 FUTURE X-COPS」だ！

監督自らが「中国初の本格的ＳＦアクション映画！」と語る本作は、X-MEN さながらの超人改造人間たちと、アイアンマンさながらのパワードスーツを身にまとったアンディ・ラウ演じる2080 年のエリート警察官がワイヤーとＶＦＸ、そして今までアクション経験を全てつぎ込み、未だかつてないエキサイティングかつ最も愛すべき超インパクトの戦いを繰り広げるエモーショナルな名作である。

北京オリンピックの開会式後、すぐさまこの撮影に駆けつけた『少林サッカー』『HERO』『LOVERS』などを手がけたワイヤー・アクションの雄、チン・シウトンが活劇のベースを培い、その上になんと『ハリー・ポッター』を手がけたハリウッドのCGプロダクションがありえな〜いCGをコラボ。これだけでも香港ファンのみならずとも心震えるに値するクレジットである。

本国、香港の期待値調査では「レッドクリフ PART2」を圧倒的大差で引きはなし70%という驚異的な支持を獲得。期待通り、公開1週間で興行成績3800万元（約5億2000万円）を超え、超大作が居並ぶ中、同年上半期のベスト10に入る大ヒットとなり、当初の目論見どおり“誰もが楽しめる中国最高のSF超大作”を実現した傑作、待望の日本での公開が決定した！

ストーリー

2080年、世界的なエネルギー資源の欠乏の危機は、マー博士が開発した太陽エネルギー運用システムによって救われていた。しかし、その影響で大きな損失を生んだ石油企業の怨恨を買うことになり、博士の抹殺計画が始動する—。。

エリート警察官のチョウ・ジーハオは、同じ部署に勤務する妻のメイリーと娘のチチの３人家族。ある日、博覧会でテープカットに登場したマー博士を狙い、石油企業の放ったサイボーグ暗殺団が会場へ乱入。ジーハオは暗殺団リーダーのカーロンと死闘を繰り広げたが、メイリーが殉職。カーロンの弟、カーバオもジーハオの手で命を奪われた。

政府が極秘裏に開発したタイムスリップ技術が、盗難に遭い石油企業の手に渡っていた。彼らはカーロンの妻、ペイナーをサイボーグに改造し、過去の2020年の世界に送り込み、子供時代のマー博士を抹殺することを計画。この情報をつかんだ政府当局も、ジーハオを変身可能なサイボーグ超人に改造して、暗殺団に対抗させるため過去へと送り出した。

2020年。過去の世界で娘のチチと暮らすジーハオは、署内でも有名なうだつのあがらない警察官。「過去を変えてはならない」との命令から、目立たないようにしながら12歳のマー博士を探していた。そんな彼を、署長のマー・ジンシャンは温かく見守り、同僚の女性刑事シュエオーは不思議な雰囲気のするジーハオに惹かれていた。

チチのクラスメートのフオ・ジンフアはひょんなことから、未来世界から持参した幻覚発生装置を駆使して３人の宝石泥棒と格闘するジーハオの姿を見て、「スーパーマンだ！」と彼に憧れる。その現場をビデオ撮影したテープをちらつかせ、ネット上に流出させられたくなければ弟子にして欲しい、と願い出るジンフア。ジーハオは仕方なく受け入れた。

チチは、子供時代にマー博士が通っていた小学校で学んでいるが、生徒名簿には「マー」姓の男子生徒はいなかった。一方、実父が９カ月前に姿を消し、若い養母のシューイーと２人暮らしジンフアに事件が。実父から離婚告げる手紙が届き、失意に陥った養母はマンションの窓から投身自殺騒ぎを起こすが、ジーハオらが駆けつけ、彼女を無事に救った。その時、先頭を切って救出に乗り出したマー署長はシューイーに一目ぼれし、その場でプロポーズする。

そんな中、とうとうカーロンとペイナーが未来からやって来た。ジーハオがマー博士をかくまっていると睨んだ暗殺団は、遊園地に来ていたシュエオーとチチ、ジンフアを誘拐する。ジーハオは戦闘装備のサイボーグ超人に変身し、機転を利かせカーロンたちを撃退する。

ジーハオが未来へ戻るタイムリミットが迫る中、自分も密かに愛していたシュエオーの想いを受け入れたジーハオは、彼女に自分が2080年の世界から来たことや、マー博士を巡る争いについて明かし、１カ月の期限付きで彼女と愛を交わす。

そして遂にマー署長とシューイーの結婚式がやってきた。「マー」姓になったジンフアこそが、子供時代の博士だと気付いたジーハオ。その時、式場にカーロンたちが再び襲い来る。ペイナーの手にかかったチチを救うため、交換条件として、サイボーグに変身するため体に装着していた動力源を放棄することに応じるジーハオ。普通の人間に戻ったジーハオの目の前で、カーロンが繰り出した鉄の触手がチチの腹部を貫通。そのとき、チチは自分がアンドロイドだったことを初めて知る。実はチチはメイリーの死後すぐに難病で亡くなっていたのだ。事実を知り、更に父の深い愛情を感じたチチは、その体を犠牲にしてジーハオへサイボーグに戻るパワーを与え、息を引き取った。

ジンフアに誘い出されてあとを追ったペイナーは、待ち伏せしていたシュエオーの運転する空中カーに衝突され死亡。この一部始終を見ていたジンフアから、サイボーグ暗殺団の弱点が「心臓」だと教えられたジーハオは、激しい死闘の末にとうとうカーロンに勝利したのだった。

戦いが終わり、未来へ戻るタイムリミットが５分後に迫ったジーハオにシュエオーは、「私が泣く前に行って」と気丈な言葉で別れを告げる。

2082年、入院している老女を訪ねて、毎日病院に通うジーハオの姿があった。この老女こそが、ジーハオを想い続けて年を重ねたシュエオーだった。ジーハオ本人を見てもすでに分からなくなっているシュエオーは、彼に過去の恋愛を語る。「生き続けていれば、いつか必ず彼に会えるわ」と話すシュエオーに、ジーハオは「もちろん」と優しく答えるのだった。

スタッフ

監督：バリー・ウォン
脚本：バリー・ウォン
アクション監督：チン・シウトン
製作総指揮：ハン・サンピン
撮影：クォック＝マン・クエン
編集：カー＝ウィング・リー
音楽：レイモンド・ウォン

キャスト

アンディ・ラウ
バービー・スー
マイク・ハー
シュー・チャオ
マー・チンウー
ルイス・ファン
ファン・ビンビン

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