原題:Kak ya Provyol Etim Letom / HOW I ENDED THIS SUMMER

‐世界最高峰の映画祭から選びぬかれた映画の現在‐ 三大映画祭週間2011

2010年ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)/銀熊賞(芸術貢献賞)

2010年/ロシア/ヴィスタ/124分 配給:熱帯美術館 配給協力:グアパ・グアポ

2011年8月13日(土)〜8月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映

© Koktebel Film

公開初日 2011/08/13

公開終了日 2011/08/26

配給会社名 0164

解説

ロシアの北極圏辺境の島の気象観測所で二人の男が黙々と働いていた。彼らの仕事は定期的に周囲の放射能を測定し、そのデータを本庁に通信することだった。それこそが彼らと外界を繋ぐたった一つの手段だった。長年、孤独な環境の中、ここで働くセルゲイはこの仕事を非常に重要なものとして捉えていたが、一方、彼の新しいパートナー、パベルは夏を観測所で過ごすことを申請してきた新人だった。
ある日、セルゲイはパベルに観測をまかせて、鱒釣りに出かけた。未熟なパベルは観測時間を逃した上、それを埋め合わせるために嘘の記録を作ってしまう。しかも、さらに悪いことに、本庁からはセルゲイ宛に悪い知らせが届けられた。すっかり不安になったパベルは、帰ってきたセルゲイにそれらの酷いニュースを伝えることができない。しかし、真実はやがてセルゲイの知るところとなり、薄い霧とそそり立つ岩、砕ける波と容赦ない北極海が取り巻く荒涼とした土地で必然の結果が二人を待っていた。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:アレクセイ・ポポグレブスキー

キャスト

グリゴリー・ドブリギン
セルゲイ・プスケパリス

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