第7回京都映画祭2010出品作品

2010年/HD/カラー/ドルビーデジタル5.1ch/1:1.77/96分
配給:シマフィルム

2011年11月19日(土)より新宿K's cinemaにて都内独占ロードショー!
2011年12月より、梅田ガーデンシネマ(大阪)、京都シネマ(京都)
2012年1月より、神戸アートビレッジセンター(神戸)
以降、全国劇場にて順次公開!

©2010 shimafilms

公開初日 2011/11/19

配給会社名 0620

解説


“ 天使突抜町———それは京都市に現存する街。
しかし、実際には四丁目までしか存在しない… ”

『天使突抜六丁目』は、地図にない町=天使突抜六丁目 に迷い込んでしまった者たちの、哀しくも儚(ルビ:はかな)い現代の寓話(ルビ:ファンタジー)だ。PFFやCO2など、数々のインディペンデント映画シーンで活躍し、近年は『ひとりかくれんぼ 劇場版』なども手がける山田雅史監督が、京都市内に実在する「天使突抜町」という地名から着想を得て、映画化。メインキャストに関西在住の俳優・歌手である真鍋拓、現代日本映画の重要作(園子温・北野武・冨永昌敬作品など)に出演する瀬戸夏実、『マイ・バック・ページ』などに出演する服部竜三郎と、新進の若手俳優を起用。柄本明、麿赤兒、若松武史、蘭妖子、デカルコ・マリィ、桂雀々、栗塚旭など、東西の個性派ベテラン俳優が、人々を呑み込んで離さない-天使突抜六丁目-の妖しくも幻妙な世界を息づかせる。

ストーリー



“ 天使だけが、この狂った迷宮から飛びたてる ”
務めていた工場の突然の倒産により、債務回収者のヤクザに追われることとなってしまった平凡な青年、昇(真鍋拓)は、無我夢中で山の中を逃げ回り、見知らぬ街 “天使突抜六丁目” へと辿り着き、力尽きた。

昇が目覚めると、そこは幼なじみの佐々木(服部竜三郎)の不動産事務所だった。久しぶりの再会を懐かしむ佐々木の好意で、古びたアパートに住むこととなった。

昇はこのアパートで人目を忍ぶ生活を送っているみゆき(瀬戸夏実)と出会う。

みゆきは自分の背中に小さな瘤(こぶ)があることを昇に告げ、それがやがて羽根となって、この街から飛び立つのだと語る。

昇は、みゆきの奔放で謎めいた魅力に惹きつけられてゆく。

過去から逃れ、どこか奇妙な空気に包まれた “天使突抜六丁目” で生きるため、警備員のアルバイトを始めた昇。
そこには化石に異常な執着をみせる中年男性、杉本(柄本明)がいた。

杉本は昇を自身の化石コレクション部屋へと招待する。そこで昇の目に止まったのは、ただの丸い石にみえる “ノジュール” だった。その中には、外からは見えないが、天使の羽根が入っているのだ、と杉本は顔を上気させながら昇に語った。

街の端々に見え隠れする不条理な人々や出来事、街の秘密を探りだそうとやっきになる佐々木、不可思議な断面をつなぎあわせてゆくようなみゆきとのささやかな交流、ただその場に存在するだけで成立する「警備員」という仕事の虚しさを感じながらも、昇はこの街での生活に平穏な日々を築き上げようとしていた。まるで “天使突抜六丁目” という渦の中に取り込まれてゆくような、べったりとした違和感を常に感じながら__

そんなある日、昇は突発的に、みゆきが謎の老人に襲われている姿を目にする。

みゆきと老人の間に昇が介入したことから、事態は大きく動き出し、昇はこの街からみゆきとともに逃れようと決意する。

鈍い音をたててたわみ始めた “天使突抜六丁目” という街の蠕動からの脱却。
みゆきとのあてどない道行の最中、昇が最後に見たものは何だったのか。

これは、その断片の物語…。

スタッフ

監督:山田雅史

製作総指揮:志摩敏樹
ラインプロデューサー:菊池正和
脚本:宮本武史/山田雅史
撮影:笠 真吾
照明:三谷拓也
録音:弥栄裕樹
美術:西村立志
編集:松野 泉/山田雅史
音楽:渡邊 崇
楽曲提供:通崎睦美/AKI-RA sunrise
制作協力:ビジュアルアーツ専門学校大阪/神戸電子専門学校
HDコーディネート:KyotoDU
製作・配給:シマフィルム株式会社

キャスト

真鍋 拓
瀬戸夏実
服部竜三郎 
麿 赤兒
若松武史
蘭 妖子
横山あきお
栗塚 旭
長江英和
桂 雀々
柄本 明

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