原題:Metallic Attraction: Kungfu Cyborg

エンタテインメントの雄、香港映画×中国映画が贈る、
これが『トランスフォーマー』への返答だ!!

東京国際映画祭・アジアの風 アジア中東パノラマ 最優秀アジア映画賞候補作品

2009年8月13日香港公開

2009年/中国=香港映画/103分/シネスコ/広東語/ドルビー
配給:竹書房 宣伝協力:フリーマン・オフィス

2011年05月06日よりDVDリリース
2011年1月22日、東京・シアターN渋谷にて公開

©2010 National Arts Films Production Limited.

公開初日 2011/01/22

配給会社名 0454

解説

 西暦2046年。政府が運営する科学センターが開発したサイボーグ警官K-1を預かるはめになってしまった小さな村の警察署長。彼にとっても、またK1にとっても退屈な田舎の日常生活が次第に変わっていく。そこに人間的な思考を得てセンターから逃走した新型サイボーグK88が出現し、彼らにとって思いもよらない大きな事態が勃発していく・・・・
アクション映画で世界的にも有名な香港映画界と、21世紀に入り飛躍的な経済発展で年間400本もの映画を生み出している中国映画界。この中華圏の2大映画界が手を組み、これまで見たことのない、SF&カンフーアクションを合体させた、超エンタテインメント作品を完成させた。
『カンフーサイボーグ』は、ハリウッド映画で数々登場するヒーロー映画、『バットマン』や『スパイダーマン』、そして『トランスフォーマー』といったロボット変身ものなど、中華映画においてこれらと同様なSF作品がない現状から、いかにも中国的なSFヒーローものを作るべく生み出された作品が本作である。
 この奇抜な内容を映像化したのが、『恋する惑星』『天使の涙』のウォン・カーウァイ作品の製作者として知られ、チャウ・シンチー主演『チャイニーズ・オデッセイ』やスー・チー主演『クローサー』を手がけた香港エンタテインメントの奇才、ジェフ・ラウ。彼は映画の中にパロディーを取り入れることが得意な監督であり、本作品でも『トランスフォーマー』や「鉄腕アトム」、また『アイアンマン』といった作品のパロディーや、それらを意識した造形、『欲望の翼』の台詞など、また中華的な発想から生み出されたキョンシーロボやサイボーグ・ヌンチャクといったものまでを登場させている。
出演は元オリンピック水泳香港代表で人気アイドルスターである『トランサー 霊幻警察』のアレックス・フォン、『レッドクリフ』の中国の実力派俳優フー・ジュン、『インビジブル・ターゲット』のウー・ジン、『ダンス・オブ・ドリーム』のロナルド・チェン、そして『インファナル・アフェア』のエリック・ツァン、『ドラゴン・プロジェクト』のロー・カーインに、中国の人気若手女優のスン・リーといった顔ぶれ。スタッフには、撮影に『ドッグ・バイト・ドッグ』のエドモンド・フォンと『双子』のチョイ・マンロンが手がけ、美術を『ラスト、コ—ション』のビル・ルイ、アクション指導を『スナイパー:』のリチャード・ユン、音楽を『エンプレス 運命の戦い』のマーク・ルイが担当。全編におけるCG特殊効果を『風雲ストームライダーズ』や『カンフーハッスル』、『キル・ビル』などを手がけたアジアを代表するセントロ・デジタル・ピクチャーズが手がけている。

ストーリー

西暦2046年。中国・黒江省の小さな村の警察署長タイチョン(フー・ジュン)は、凶悪犯K1の護送任務に携わるが、暴れて逃走した犯人を捕まえたところで、これが単なる訓練だったことを知る。実はこれは政府の天安科学センター主任ラム(エリック・ツァン)が、ある任務を任せられる警官を探すための実践訓練だった。タイチョンはラムから、政府が極秘に進め、科学センターが開発したサイボーグ警官K1(アレックス・フォン)の安全性を確かめるために信頼をおける人物を探していたと言われ、K1を預けられてしまう。
署に戻ったタイチョンは皆にK1を紹介するが、その中でも署内唯一の女性警官ムイ(スン・リー)は彼に胸をときめかせてしまう。おまけにこれまで村で未解決だった事件の全てをあっという間にその高度な能力で解決したために、ますますムイはK1に心を奪われ、彼女の父親代わりをしていながら実は昔から彼女を想っていたタイチョンにはそれが面白くない。タイチョンは同様にムイに思いを寄せるコン先生(ドナルド・チェン)と手を組んで、K1を困らせようと企むがうまくいかない。
そんな静かな村に凶悪犯が潜んでいることを知ったタイチョンら警察署の面々は、犯人を捕まえようと現場に向かうが、タイチョンが前夜にK1の充電用電池に細工をしたために、K1の動きが停止してしまい、もう少しで犯人にやられそうになるが、K1が放ったスロー化注射で犯人を逮捕する。
事件後、傷を負ったK1のことを気にするムイに妹のソウチン(カン・ウェイ)が自分の気持ちを彼に告白したらと話していることを聞いたタイチョンは、ムイに好きである気持ちを告白するが、彼女からは恋愛的な感情がないと言われ、タイチョンはショックを受ける。人間と感情的な交流を持つことを禁じられているK1もムイの気持ちを受け入れることができない。そんな彼らのもとに、K1のメンテナンスに現れたラムは、最新型サイボーグK88がシステム異常で宗教に興味を持ったあげくにセンターから逃亡して自分の力をパワーアップするためにウランを購入しようとしていると話し、タイチョンにK88の捜索を命じる。
K88に接触することに成功したタイチョンだったが、ラムに渡された武器iガンが起動せず危機に陥るが、そこへK1が現れ、二人のサイボーグはトランスフォームしながら激しい戦いを繰り広げる。その圧倒的なK88の力にK1は倒されてしまうが、タイチョンが起動させたiガンでK88は倒される。だがそれと引き換えにタイチョンは命を落とす。K1は死んだタイチョンを生き返らせるために、破壊されたK88の部品を使って彼をロボットにして甦らせる。
大きな事件を解決したことで村の皆が二人を迎えて宴会をする中、ムイはタイチョンの様子がおかしいと感じる。一方、ムイのことをあきらめきれないコン先生は、ソウチンからアドバイスを受けるが、これをきっかけに二人は急接近。そんな二人を見てムイもK1に気持ちを伝えようとするが、人間の感情に答えてしまうとシステムが停止してしまうK1はおもわず拒絶の言葉を叫んでしまう。
そんな中、K88の破壊された部品が見つからないことに疑念を持ったラムが警察署に現れるが、様子のおかしいタイチョンとともに逃げたK1をラムの部下が追う。工場に行き着いたタイチョンとK1は、追っ手が操縦する巨大なキョンシーロボと対決。タイチョンは再びK88の姿に戻り、キョンシーロボを倒す。
ラムに追われるK1とタイチョンは、ついにムイたちに自分たちがサイボーグであることを明かす。そしてK1は皆を守るために、迫りくるラムと対峙するのだった・・・。

スタッフ

監督・脚本:ジェフ・ラウ

製作:シャーリー・ツォ、ワン・ティエンユン、リウ・ホンポン、
   ルオ・シュエイン、ジェシカ・カム、チュエ・ガーイー、リー・リー
撮影:エドモンド・フォン、チョイ・マンロン
美術:ビル・ルイ
編集:アンジー・ラム、ウォン・ウィンミン
アクション指導:リチャード・ユン
音楽:マーク・ルイ
ロナルド・チェン
CG特撮:セントロ・デジタル・ピクチャーズ

キャスト

アレックス・フォン(K1)
フー・ジュン(タイチョン)
スン・リー(ムイ)
カン・ウェイ(ソウチン)
ロナルド・チェン(コン先生)
ウー・ジン(K88)
エリック・ツァン(ラム主任)
ロー・カーイン(インミン)

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