バッド・ルーテナント

原題：Bad Lieutenant : Port of call new orleans

ヴェネチア映画祭2009コンペティション部門トロント国際映画祭2009特別招待作品

2009年/アメリか/カラー/122分/ 提供・配給・宣伝:プレシディオ

2010年07月14日よりＤＶＤリリース 2010年2月27日恵比寿ガーデンシネマほか全国ロードショー

公開初日　2010/02/27

配給会社名 0830

解説

来年2月より公開のニコラス・ケイジ゛主演最新作『Bad Lieutenant : PORT OF CALL NEW ORLEANS』の邦題が『バッド・ルーテナント』に決定した。本作は、92年に公開されるやいなや、その暴力性と宗教描写から瞬く間に話題になり、アメリカを皮切りに世界中の映画ファンを虜にした『バッド・ルーテナント／刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品だ。監督を手がけるのは、ヴィム・ヴェンダースらと並び称されるニュー・ジャーマン・シネマの旗手、ヴェルナー・ヘルツォーク監督。2010年の第60回ベルリン国際映画祭での審査委員長にも決定している鬼才中の鬼才だ。ここのところハリウッド大作での出演が目立つニコラス・ケイジだが、本作『バッド・ルーテナント』では、ニコラス・ケイジがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『リービング・ラスベガス』での演技を彷彿とさせる圧倒的な演技力を惜しみなく披露している。
　本作は、ハリケーン・カトリーナ襲来直後のニューオーリンズを舞台に巡査部長を務めるテレンス（ニコラス・ケイジ）が、ひょんなことから囚人を救った功績を称えられ、警部補へと昇進。しかし、一方で愛人の高級娼婦フランキー（エヴァ・メンデス）と共にドラッグや賭博におぼれる日々を過ごす。昇進から1年経ったある日、彼はセネガルからの不法移民家族5人が殺害された巨大麻薬組織が絡む事件の指揮を執ることになる。被害者宅へ配達していた少年ダリルを24時間体制で警護することになったテレンス。時を同じくしてフランキーのトラブルにも巻き込まれ、事態は思わぬ方向へ転んでいくのだが・・・。というクライム・サスペンス。元々の作品の評価の高さと、本作での鬼才ヴェルナ・ヘルツォークとニコラス・ケイジという夢の共演は必見だ。
2月より恵比寿ガーデンシネマほか全国にてロードショー！！

ストーリー

ニューオリンズにて巡査部長を務めるテレンス（ニコラス・ケイジ）は、ハリケーン・カトリーナが襲来した際に囚人を救出した功績を讃えられ警部補へと昇進。ところがテレンスは、愛人の高級娼婦フランキー（エヴァ・メンデス）と共にドラッグや賭博に溺れていた。薬物依存症により、警察が押収した麻薬を着服するなど悪事に手を染める日々・・・。

昇進から1年経ったある日、彼はセネガルからの不法移民家族5人が殺害された事件の指揮を執ることになる。被害者宅へ配達をしていた少年ダリルを24時間体制で警護することになったテレンス。時を同じくしてフランキーのトラブルにも巻き込まれ、事態は思わぬ方向に転んでいくのだが・・・。

スタッフ

監督：ヴェルナー・ヘルツォーク
製作：スティーヴン・ベラフォンテ、アラン・ポルスキー、ギャビー・ポルスキー、ジョン・トンプソン、エドワード・Ｒ・プレスマン
製作総指揮：アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、エリオット・ルイス・ローゼンブラット、アレサンドロ・キャモン
脚本：ウィリアム・フィンケルスタイン
オリジナル脚本：アベル・フェラーラ、ヴィクター・アルゴ、ポール・カルデロン、ゾー・ルンド
撮影：ペーター・ツァイトリンガー
プロダクションデザイン：トビー・コーベット
衣装デザイン：ジル・ニューウェル
編集：ジョー・ビニ
音楽：マーク・アイシャム

キャスト

テレンス・マクドノー：ニコラス・ケイジ
フランキー・ドネンフィールド：エヴァ・メンデス
スティーヴィー・プルイト：ヴァル・キルマー
ビッグ・フェイト：アルヴィン“イグジビット”ジョイナー
ハイジ：フェアルーザ・バーク
アーマンド・ブノワ：ショーン・ハトシー
ジェヌビエーブ：ジェニファー・クーリッジ

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す