日本のロックの歴史はこの男で始まった—— 不世出のカリスマ、矢沢永吉が、全身でROCKと人生を語る30年間の軌跡。

2009年/日本/カラー/??分/ 配給:東映

2010年07月21日よりDVDリリース 11月21日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー

(C)2009 映画「ROCK」製作委員会

公開初日 2009/11/21

配給会社名 0004

解説


「上に行かなきゃダメなんだ!」
貧しさが少年に決意をさせた。「これは絶対に上に行かなきゃダメなんだ」
1972年、日本の音楽シーンは、平和を歌うフォークの全盛期。そんな中、リーゼントに革ジャン、黒ずくめのファッションで矢沢はR&Rバンド「キャロル」を率いて衝撃のデビュー。
解散後、ソロ・アーティストの道を選んだ矢沢は、会場使用拒否など立ちはだかる様々な障害と戦いながら、名実ともにトップスターとなるが、更なる高みを目指し、自分の音楽を追求し続け、武道館100回公演という偉業を成し遂げる。
ライトを切り裂くようにしてステージに駆け上がる。観客の心を鷲掴みにし、熱狂の頂へ誘うダイナミックなステージングを収めたカメラは、一転、舞台裏へ入り込み、素顔の矢沢を追いかける。
緊張感あふれるレコーディング風景。完成の一歩手前で、容赦なくダメ出ししながら、疲れを見せるスタッフを気遣い、場を盛り上げ、テンションを上げてパーフェクトな音を作り上げていく。
あるいはプライベートな時間の、家族を想い、話す、リラックスした矢沢の優しい素振りをすくい取る。

野心に満ちた目で夢を語る若き日の矢沢と、今、60歳を迎えた矢沢が先に見ているもの・・・。
貴重な未公開映像の数々が、30年間の歳月を映し出す。素顔の矢沢にカメラを向け続けたのは、前作『矢沢永吉 RUN&RUN』(80)プロデューサーの増田久雄。
国内のみならず、アメリカ、南太平洋ミクロネシアでの撮影を交えながら、オンとオフ、インとアウトの矢沢を様々な角度で映し出した本作は、二人の信頼関係なくしては完成しえない、傑作ドキュメンタリーとなった。
「60歳になってもロックをやれる、ケツが振れる。それに感謝しないで、何が感謝だ」。
こんな台詞をサラっと言ってのけるカリスマは他にはいない。
2009年9月19日、東京ドームでバースディライブ開催。矢沢は、更に上を目指す。
                              

ストーリー


スタッフ

製作・監督:増田久雄
監修:矢沢永吉     
プロデューサー:村山哲也  
アソシエイト・プロデューサー:藤田俊文
撮影:瀬川龍
録音:高橋義照
整音:瀬川徹夫 
編集:熱海鋼一

製作:映画「ROCK」製作委員会
(東映/プルミエ・インターナショナル/トムス・エンタテインメント/東映ビデオ/ラテルナ)
製作プロダクション:プルミエ・インターナショナル 
制作協力:音  
配給:東映

キャスト

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