映画化された「催眠」「千里眼」は大ヒットを記録、 累計600万部を誇るベストセラーシリーズ「千里眼」の最新作が登場! 千里眼10周年記念作品

2009年/日本/カラー/87分/

2009年10月09日よりDVDリリース

(C)2009松岡圭祐事務所

解説

一瞬にして人の表情から感情・思考を的確に読み取る技能を持つ唯一の女性——岬美由紀の活躍を描く、単行本と文庫本合わせ累計600万部を誇る「千里眼」シリーズ。2009年4月にシリーズ10周年を迎えた記念すべきこの年に著者の松岡圭祐が用意したのは、原作の持つ世界観を忠実に映像化する「撮り下ろしシネマ」と、その物語につづく岬美由紀の新たな冒険を描く「書き下ろし小説」。このシネマ全編を収録したDVDと小説が、セットで「千里眼 キネシクス・アイ」としてリリース!
今回の「千里眼」は、なんと原作者の松岡圭祐みずからが監督・脚本を担当。過去の映画版で十分描ききれていなかった世界観を原作者自らの手で反映させ、小説における岬美由紀の破天荒な活躍をそのままフィルムに移し替えた87分の娯楽作品として完成させた。岬美由紀がいかにして千里眼と例えられる能力を身につけるに至ったかが描かれ、人類滅亡を画策する謎の巨大組織ノン=クオリアとの対決、F15による空中戦やアストン・マーティンをはじめとする超高級車のカーチェイス、砂漠の戦車戦など見せ場満載で描く。
そしてこのそしてこのレンタル版は、一部CGをバージョンアップした、ここでしか見られない完全版である!

ストーリー

トルコ、イラン、シリアに国境を接する東セルディカ共和国に建設された不審な無人基地。それを発見した米陸軍の戦車隊であったが、ミサイル攻撃によって全滅してしまう。数日後、ハワイ島沖で米空母から発進したF18が、無人のF117ステルス機に奇襲を受け撃墜される。さらに軍用機撃墜事件が世界で頻発する中、世界で唯一無人戦闘機の開発に成功したロボット工学の権威である秦銘製作所社長、秦銘時久に事件への関与の疑いが持ち上がる。全面否定する秦銘であったが、その発言を偽りと確信した一人の女性がいた。
女性の名は岬美由紀──28歳。元航空自衛隊二等空尉、女性初のF15Jパイロットにして、いまは臨床心理士に転職。鍛え抜かれた動体視力と、クライアントへの観察眼、そして心理学の知識。それらが結びつき、一瞬にして人の表情から感情・思考を的確に読み取る技能を持つに至った唯一の女性である美由紀は、テレビのニュースで秦銘の表情を見てその嘘を見抜き、これから起こる驚愕の出来事を予見するのだった。それは人類滅亡のシナリオ・・・。その最悪のシナリオを画策しているのは、“ノン=クオリア”というテクノロジー信奉主義者が群れをなす破壊的カルト集団であった。
美由紀は自らの“千里眼”の能力を駆使し、誰もその正体を知ることのない巨大な敵へ、たった一人立ち向かっていく!

スタッフ

原作:松岡圭祐(角川文庫刊「千里眼」シリーズ)
監督・脚本:松岡圭祐 
プロデューサー:橋本直樹
ラインプロデューサー:坂口慎一郎
撮影:柳田裕男/馬路貴子
照明:宮尾康史
録音:臼井勝
編集:松岡圭祐
美術:井上心平
制作プロダクション:WILCO Co.,Ltd. 
製作:松岡圭祐事務所

キャスト

奥田恵梨華
高野八誠
李鐘浩
大橋てつじ
伊藤洋三郎
清水昭博
田島令子

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