理由なんて、愛ひとつで十分だ。

2009年/日本/96分/カラー/DTSステレオ/アメリカンビスタ/ 配給:スールキースト

2010年09月22日よりDVDリリース 2010年04月09日よりDVDリリース 2009年9月12日(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

ⓒプール商会

公開初日 2009/09/12

配給会社名 1051

解説


 ひとつのプール。そのまわりに集まった、5人の人々。映画『プール』は、タイの古都・チェンマイを舞台に、6日間をともに過ごす5人の物語だ。
 原作は、人気マンガ家・桜沢エリカが映画化を前提として書き下ろした新作。ドラマ「不機嫌なジーン」や映画『ヘブンズ・ドア』『デトロイト・メタル・シティ』など数々のヒット作の脚本を担当し、『2番目の彼女』『ネコナデ』で映画監督としても高い評価を得ている大森美香が、脚本と監督双方を手がけた。
 キャストは、いずれもこの映画の空気感に欠かせない、柔らかな個性を身にまとった俳優たちだ。京子を演じるのは『かもめ食堂』『めがね』で穏やかな佇まいを見せた小林聡美。本作では、ギターを爪弾きながら自ら作詞作曲の歌も披露してくれる。青年・市尾には『それでもボクはやってない』『めがね』など日本映画界に欠かせない加瀬亮。京子の娘・さよには映画初挑戦で純朴なまっすぐさを見せるモデルの伽奈。タイの少年・ビーはバンコクでのオーディションで選ばれたシッティチャイ・コンピラ。そしてもたいまさこが『かもめ食堂』『めがね』に続き、独特の雰囲気で不思議な存在感を発揮している。
 音楽は米米CLUBのメンバーでもある金子隆博。主題歌「タイヨウ」は佐藤良成と佐野遊穂によるデュオ・ハンバートハンバートと金子の共作によるもので、作詞を佐藤、作曲を佐藤と金子が手がけ、佐野の歌が映像とともに観客を包み込んでいく。
 タイのスタッフ・キャストと、日本のスタッフ・キャストのコラボレーションにより、穏やかであたたかい映画が誕生した。

ストーリー





 タイのチェンマイ郊外の、小さなプールのあるゲストハウス。そこで働く京子(小林聡美)は、タイ人の子供・ビー(シッティチャイ・コンピラ)に、今日の食事をなににするか話しかける。会話のあとで京子は言う。「今日は特別な日ですから」。
 そのころ、チェンマイ国際空港に、ひとりの若い日本人女性・さよ(伽奈)が降り立っていた。さよを迎えに来ていたのは、見知らぬ男性・市尾(加瀬亮)。市尾はゲストハウスで京子の仕事を手伝っているのだ。ゲストハウスにやってきたさよは、不思議な雰囲気を持ったオーナーの菊子(もたいまさこ)と会う。
 実は、さよは京子の実の娘なのだ。4年前、京子は突然、さよを日本の祖母のもとに残して、単身タイにやってきた。さよは、大学卒業を目前に控えて、そんな母に会うためにタイにやってきたのだった。だが、久々母とのに再会を果たしたものの、さよにとっては初対面となる人々と、京子が楽しそうに過ごしている様子に戸惑いを感じてしまう。
 そんなさよも、ゲストハウスでの生活の中で、それぞれが抱える事情を知っていく。母親が行方不明で、早く再会したいと思っているビー。ビーの母親を見つけてあげたいと行動するがうまく行かず、葛藤を抱える市尾。そして、すでに残された命の長さを宣告されている菊子。それぞれの現実を自然に受け入れてている人々と過ごす中で、さよもいつか自分の心が他人に向かって開かれていくのを感じる。
 そしてさよがやってきて4日目。市尾が作った鍋を囲んでいるとき、さよは、京子にずっと聞きたかった疑問を初めて素直にぶつけていく……。

スタッフ

脚本・監督:大森美香

原作:桜沢エリカ「プール」(幻冬舎)

企画:霞澤花子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田誠治/石原正康
プロデューサー:小室秀一/前川えんま/木幡久美
ラインプロデューサー:関友彦/大塚美里/武藤牧子

撮影:谷峰登
照明:斉藤徹
録音:古谷正志
美術:富田麻友美
スタイリスト:堀越絹衣
ヘアメイク:宮崎智子
フードスタイリスト:飯島奈美
編集:普嶋信一
スクリプター:天池芳美
メインコピー:太田恵美
写真:田尾沙織
絵:須藤由希子
デザイン:大島依堤亜

音楽プロデューサー:平川智司/石井和之
音楽:金子隆博
主題歌:佐野遊穂(ハンバート・ハンバート)「タイヨウ」(作詞:佐藤良成/作曲:佐藤良成・金子隆博/編曲:金子隆博)
劇中歌:パクチーズ「君の好きな花」(作詞・作曲:小林聡美)

製作:シャシャ・コーポレイション/パラダイス・カフェ/日本テレビ/バップ/幻冬舎/スールキートス
配給・宣伝:スールキートス

キャスト

京子:小林聡美
市尾:加瀬亮
さよ:伽奈
菊子:もたいまさこ
ビー:シッティチャイ・コンピラ

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