原題:FEASTⅡ:[SLOPPY SECOND]

—地獄の一夜が明けた—

2008/アメリカ/カラー/シネマスコープ/DOLBY DIGITAL/97分 提供:AMGエンタテイメント/配給:トルネード・フィルム/宣伝:エイスワンダー

2009年10月07日よりDVDリリース 2009年7月11日よりシアターN渋谷他にて公開!! 2009年6月27日より新宿バルト9、シアターN渋谷他にて公開!!

(c)2008 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

公開初日 2009/07/11

公開終了日 2009/07/17

配給会社名 0633

解説


マット・デイモンとベン・アフレック主宰の新人発掘オーディション番組“プロジェクト・グリーンライト”の第3シーズンでグランプリを受賞した企画の映画化『フィースト』は、21世紀最高のモンスター・パニック映画としてホラー・ファンの熱い支持を受け、全世界で大ヒットを記録、日本でも昨年劇場公開されて大評判となった。1作目の完成から3年、前作で一躍新世代のホラー・メイカーとして注目された新鋭ジョン・ギャラガー監督と、前作の成功で『ソウ4』、『ソウ5』の脚本をまかされたパトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンの脚本コンビが再結集。『マトリックス』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと同じくPART2,3同時撮影により、さらに過激でパワフルな2本の続編を完成させた。
舞台はテキサスの砂漠地帯に孤立した荒野のバーから市街地へと拡大、無数に増殖した殺戮モンスター“フィースト”対生き残った人間たちの壮絶なノンストップ・サバイバル・バトルは想像を絶する衝撃と興奮とともに果てしなくエスカレートしていく。
動物にも、子供にも、老人にも容赦なし。血肉飛び散り、手足が吹っ飛ぶ超ハード・バイオレンスが大炸裂。映画の常識をすべて覆し、観る者の予想とはまったく違う、掟破りの展開による禁断の見せ場が次から次へと繰り広げられ、信じられないクライマックスへとなだれ込んで観る者を絶句させる怒涛の2大問題作。1作目のエンディング直後から、『フィースト3/最終決戦』のエンディングに流れるマーカス・ダンスタン作詞、ラファエル“エルヴィス”コカが演奏による痛快な主題歌「フィーストのバラード(パート1、パート2、パート3)」まで全編が見せ場。これは、映画史上最狂のモンスター・ウォーズ・サーガである。
出演は1作目に引続き、監督の父親でもあり『バタリアン』、『ヒドゥン』のベテラン俳優、クルー・ギャラガーが“バーテン”役で全3作に出演するのをはじめ、『幸せのレシピ』のジェニー・ウェイドが“ハニーパイ”役で、また1作目では“ハーレー・ママ”を演じたダイアン・ゴールドナーが双子の妹“バイカー・クイーン”役で全3作に出演。2、3に連続出演するのは他に、“サンダー”を演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのミゼット・スター、マーティン・クレバ、や “ライトニング”役のミゼット俳優ファン・ロンゴリア、“グレッグ・スワンク”を演じる監督の弟トム・ギャラガー、“シークレット”を演じる『悪夢男』のハンナ・パットナム、“スラッシャー”役のカール・アンソニー・ペインⅡ世など個性派揃い。3には皆のヒーロー“ジャン・クロード・セガール”役を期待の若手俳優クレイグ・へニングセンが演じている。
製作のマイケル・リーヒイ、撮影のケヴィン・アトキンソン、音楽のスティーブン・エドワーズなど主要スタッフも2作ほぼ共通、息のあった仕事ぶりで血みどろの悪夢を盛り上げる。
なお、今回上映されるのはノーカット“極悪アンレイテッド”バージョン。特に『フィースト3/最終決戦』は世界初の劇場公開となる。

ストーリー

 地獄の一夜が明けた。
テキサスの荒野、謎のモンスターと人間が壮絶な死闘を繰り広げたハイウェイ沿いのバー。3人の生存者たちはすでに車で安全な場所へ立ち去り、あたりは昨夜の騒ぎが嘘のように静まり返っていた。
 そこへハーレーに乗って現れた“バイカー・クイーン”は、血まみれの修羅場を見て愕然とし、野良犬が双子の姉“ハーレー・ママ”の手首をくわえているのを見て激怒した。
「一体、誰がこんなことを!」
 そのとき、放置された車の下で隠れていた“バーテン”が現れ、昨夜の信じられない出来事を語る。怪物に足を切断され、失神した“ハーレー・ママ”は、“マヌケ”をはじめとした生存者たちによって怪物をおびき寄せる人間爆弾にされて絶命したのだった。それを聞いた“バイカー・クイーン”は、怪物の話など信じず、彼女を人間爆弾にして生き延びた“マヌケ”に復讐すべく、“バーテン”と4人の女バイカーを連れて生存者たちの後を追って街へ向かった。
 だが、街もすでに怪物たちの襲撃を受け、死臭漂うゴーストタウンと化していた。街の住民の多くは昨夜の襲撃で喰い殺されていたが、ミゼット・プロレスラー界のヒーローにして、街で鍵屋を営む兄弟“サンダー”と“ライトニング”、そしてその祖母、バーから生還した“マヌケ”の伯父で、酔っ払って留置場に入れられている“ヤドナシ”、中古車販売店を経営している“スラッシャー”とそのセクシーな妻“シークレット”、敏腕販売員にして“シークレット”の浮気相手“グレッグ・スワンク”といった数名がモンスターに隠れ、建物の中で息を潜めていた。そしてもう一人、前夜バーでの死闘の最中、肝心なときに生存者を置き去りにして自分だけトラックで逃げてしまった身勝手な女“ハニーパイ”も街にやってきていた。
 モンスターは増殖し、さらに獰猛に人間たちを襲い続けていた。その光景を見てようやくモンスターの存在を信じた“バイカー・クイーン”は、復讐よりも今はサバイバルが先決だということを知る。生き残った者たちは、小さな金物工場の屋根の上に立て篭もる。彼らは道路を隔てたところに建つ留置場が街で最も頑丈で安全な場所だと、そこへ逃げ込もうとするが、もとから留置場にいた“ヤドナシ”がすべての扉をロックして、他の者を入れさせさせないようにしていた。
やがてモンスターたちの総攻撃が始まり、街にはさらに絶叫が響き、血しぶきと肉片が飛び散る地獄と化すのだった…。

スタッフ

監督:ジョン・ギャラガー
脚本:パトリック・メルトン&マーカス・ダンスタン
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、クリス・ムーア
プロデューサー:マイケル・リーヒイ
キャスティング:モニカ・ミッケルセン・エージェンシー
衣装デザイン:ジュリア・バーソロミュー
視覚エフェクト監督:ケヴィン・オニール
音楽:スティーブ・エドワーズ
編集:マルコ・ヤコボヴィッツ
プロダクション・デザイン:エルマンノ・ディ・フェボ=オルシニ
撮影:ケヴィン・アトキンソン
ライン・プロデューサー:ローランド・コズモ・ヴェッキアレリ

キャスト

ジェニー・ウェイド(ハニーパイ)
クルー・ギャラガー(バーテン)
ダイアン・ゴールドナー(バイカー・クイーン)
トム・ギャラガー(グレッグ・スワンク)
カール・アンソニー・ペイン2世(スラッシャー)
ハンナ・パットナム(シークレット)
マーティン・クレバ(サンダー)
ジュダ・フリードランダー(ハニーパイの夢の中のボーイフレンド)
ウィリアム・パエル(ヤドナシ)

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