桃まつり presents「真夜中の宴」

集え！ 味わえ！ 呑みつくせ！
女性監督、日本映画界を席巻！！

2007年、日本映画は『ゆれる』（西川美和）、『殯の森』（河瀬直美）、『めがね』（荻上直子）など、女性監督の台頭に沸いた。本年も『人のセックスを笑うな』（井口奈己）が好調だ。国際映画祭の受賞や連続するヒット作といまや日本映画界に女性監督の存在は不可欠なのだ！そして今、未来の大監督の最初の息吹をあなたは目の当たりにする！！
映画以外の顔も持つオンナたち。

『桃まつり Presents 真夜中の宴』で腕を振るったのは映画制作以外の顔も持つ9人のオンナたち。映画プロデューサー、制作、脚本家、役者、と映画に深い関わりを持つ者もいれば、病院勤務、派遣社員、主婦、飲食店勤務など別の顔を持つ者もいる。いずれも、映画への情熱を絶やすことなく本作品を撮り上げた。そこには女性的な“弱さ”や“恋愛体質”ではない、どんな状況にあっても強く生き抜く人間のしたたかな本性が描かれる。多くの目線を持つことでより深く人間洞察ができる——この短編集は物語っている。
バラエティ豊かな短編のフルコース

『真夜中の宴』で腕を振るったのは、9人のオンナたち。そこには女性的な“弱さ”や“恋愛体質”ではない、どんな状況にあっても強く生き抜く人間のしたたかな本性が描かれる。息を呑むアクション、とぼけた笑い、胸を締め付ける想い、息の詰まるような閉塞感、覗き見るような性の営み……涙を流したり、笑ったり、ドキドキしたり、感動したり、様々な表現で調理したバラエティ豊かな短編のフルコースが完成した。