原題:Yes Man

2008年/アメリカ/カラー/??分/ 配給:ワーナー・ブラザース映画

2009年08月26日よりDVDリリース 2009年3月20日より、新宿ピカデリー他全国ロードショー

(c) 2008 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. - U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA. (c) 2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED - ALL OTHER TERRITORIES.

公開初日 2009/03/20

配給会社名 0085

解説


全米初登場No.1!!
もしも、すべてに【YES】と答えたら。
それは今まで誰も気づかなかった、幸せになる方法。

今晩、飲みに行きませんか?
仮装パーティーに参加しませんか?
バンジージャンプしませんか?
お金を貸してくれませんか?
ヒンズー語を習いませんか?
新車を購入しませんか?
娘さんを頂けませんか?
引越しの手伝いをしてもらえますか?
ペットを預かってくれませんか?
二次会の幹事を引き受けてもらえますか?
うちの会社に来ませんか?
お付き合いしてほしいのですが……?

誘われたり、勧められたり、頼まれたり、あるいは決断を迫られたり……。人生は毎日がYESかNOかの選択の連続。面倒なことや厄介なことはできれば回避したいし、まったく興味のないことや絶対に無理なことにはNOと言うのが賢明な選択——なのかもしれないけれど。でも、もし、それらのすべてにYESと答えたとしたら?
そんな、ある意味とんでもなく無謀なルールを自分に課して、本当に実践してみた人物が実在する。イギリス人のユーモア作家で、テレビのパーソナリティも務めるダニー・ウォレスがその人。彼があらゆることにイエスと言い続けた7カ月間、いったい何が起こったのか? 悲劇あり喜劇ありの思いもかけない日々の顛末を綴った回顧録をもとに、あのジム・キャリーが、スーパーマンならぬ“イエスマン”に 捨て身で挑んだポジティブ・エンターテイメント『イエスマン“YES”は人生のパスワード』。全米では12月に封切られ、初登場第一位の大ヒットを記録した。この春、YESの一言があなたを変える!? 

ジム・キャリー演じる主人公のカールは、面倒くさい相手からの電話にはいっさい出ず、友達からの誘いも何かと口実をつけては断わり、勤め先の銀行ではローンの申し込みのほとんどを却下する「NO」「イヤ」「パス」が基本の男。無理に誰かと何かをするくらいなら、独り部屋でDVDを観ているほうがよっぽど気楽。ところが、そんな彼を見かねた友人に連れて行かれたセミナーで、「どんなことにもYESと答える」と強引に約束させられたことから事態は一変。“YES”というたった一言が、カールの人生を激変させていく——。
はじめはいやいやながらも、次々に降りかかるトラブルを蹴散らして、ひたすらポジティブに突き進んでいく問答無用の爽快感! どんなことでもNOと言ってしまえば、そこでおしまい。その先には、良いことも悪いことも起こらない。街で差し出されたチラシを受け取らなければ、手元に邪魔な紙くずが残らない代わりに、そこに何が書かれていたかを一生知ることがないように——。“YES”が運んでくるのは、出会わなかったはずの人、行かなかったはずの場所、殴られなくてもすんだはずの一発、生まれなかったはずのロマンス……etc. そこには思わぬ災難もあれば、もちろん最高のハッピーも!

いろいろなことに後ろ向きになりがちなこんな時代、あたまからNOと決めてかかる前に、ひとつかふたつYESと言ってみるのもいいかもしれない。
“イエスマン”の奔走を思いっきり笑い飛ばしつつ、そんな元気が背中を後押ししてくれるこの一本。

とりあえず、この映画、観てみませんか?

代わりばえのしない日常を
ガラリと変えてしまったのは、
たったひとつの言葉——
“YES”!

ストーリー


用件を聞く前から、彼の返事は決まっている——“NO”。
電話が鳴ってもナンバーを見るだけで出ようとしないし、友人からの誘いには、まず行かない言い訳を考える。話しかけたそうな隣人は愛想笑いだけでやり過ごし、街でチラシを配る青年には目をくれようともしない。職業は銀行員、貸し付けの担当。来る日も来る日もローンの申し込み用紙に「却下」のスタンプを押し続ける。それが、3年前に妻と離婚して以来くり返されてきたカール・アレン(ジム・キャリー)の代わりばえのしない日常だ。
昇進の話が立ち消えになったり、恋人連れの前妻と出くわしたりと、すべてがうまくいかない日々。とうとう親友のピーター(ブラッドリー・クーパー)の婚約パーティーもすっぽかし、長年の友情さえも危うくしてしまったカールは、旧友のニック(ジョン・マイケル・ヒギンス)に勧められた自己啓発セミナーに恐る恐る参加する。セミナー会場は、カリスマ主宰者テレンス(テレンス・スタンプ)の呼びかけに「YES!」「YES!」と連呼する異様な熱気に包まれていたが、カールはいまいち乗り切れない。新参者の参加者を見つけたテレンスは、カールのもとへつかつかと歩み寄り、「この会場を出た瞬間からどんなことがあっても“YES”と言うと誓いなさい。もし誓いを破れば物事は悪いほうへ進むだろう」と、ほとんど脅しのような文句でカールに誓約を迫り、周囲に煽られたカールはついに「YES」と口にする。
会場を出たカールに近づいてきたのは、一人のホームレス。「家まで送ってくれないか?」「携帯電話を貸してくれないか?」「お金を恵んでくれないか?」——すべてにYESと答えたカールは、ホームレスがねぐらにしている広い公園のどん詰まりで無一文になり、おまけに車はガス欠、携帯電話もバッテリー切れに——すべてにYESと答えた結果がこれなのか? 仕方なくとぼとぼと歩いて向かったガソリンスタンドで、カールは一風変わった女性アリスン(ゾーイ・デシャネル)と出会い、たちまちのうちに意気投合——案外、YESも悪くない。
それからのカールは人が変わったようにYESを連発。土曜出勤もYES! ローンの申請もYES! 自分から進んでバーに出かけ、店中の客から「おごってほしい」と言われれば、もちろんそれもYES! 
偶然出かけたライブ会場でアリスンと再会を果たし、さらに昇進の話も再び浮上して、どうやら人生が上向いてきたらしいと思われた矢先。カールを待っていたのは、“YES”の思わぬ落とし穴……!?

スタッフ

監督:ペイトン・リード
原題:YES MAN

キャスト

ジム・キャリー
ズーイー・デシャネル
ブラッドリー・クーパー
リス・ダービー
ジョン・マイケル・ヒギンズ
ダニー・マスターソン
テレンス・スタンプ

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