クレーマー case1、クレーマー case2
お客様は神様か、怪物か？
2008年/日本/カラー/
2008年4月12日(土)より、キネカ大森にてロードショー
(C)2008 アートポート
公開初日 2008/04/12
配給会社名 0014
解説
本作「クレーマー」は新聞やニュースなどでも話題となっている、自分勝手な理論や常識を押し付け、相手をとことん追い詰めていくクレーマーを題材に「姿の見えない相手から追い詰められる恐怖」「匿名性が生み出した異常な人間心理」を描いたサスペンスホラー。
「クレーマーcase1」の次第に追い詰められていく、お客様相談員継村役に『カミュなんて知らない』『出口のない海』の柏原収史、「クレーマーcase2」の女手1つで5歳になる息子を育てつつ、日々クレーム処理に追われる夏美役にはCMで“天使の笑顔”と評され、グラビアアイドルから実力派女優として飛躍した小野真弓が演じている。
ストーリー
＜case1＞
製菓会社「お客様相談室」でクレーム処理を担当する継村尚人は、日々かかってくる理不尽なクレームに毅然と対応し、社内でも一目置かれていた。ある日ナイトウと名乗る男の電話を受ける。これまでの対応では全く通用せず、怒りの矛先は継村へ……。悪質なストーキング行為が始まる。決して姿を見せることのない相手に翻弄され、追い詰められていく継村……。やがて継村の身に危険が忍び寄る……。
＜case2＞
富田夏美は夫と離婚し、5歳になる息子と暮らしている。そんな彼女の職場は製菓会社の「お客様相談室」。ある日、夏美は「流産したのはお宅のドリンクを飲んだせいだ」とすすり泣く女の電話を受ける。マニュアル通りに受け答えをし電話を切るが、あくる日、夏美はニュースを見て愕然とする。製菓会社本社ビルから流産を苦にした女が飛び降り自殺したのだ。もしかしたら、昨日の女ではないか……。それを機に「お客様相談室」に奇妙な電話がかかって来るようになる……。
スタッフ
監督：金子大志
キャスト
＜case1＞
柏原収史
平田弥里
しほの涼
長澤奈央
＜case2＞
小野真弓
長澤奈央
三浦アキフミ
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