「鹿男あをによし」の万城目学の最高傑作、ついに映画化!

2009年/日本/カラー/??分/ 配給:松竹

2009年10月07日よりDVDリリース 2009年4月18日、丸の内ピカデリー他全国ロードショー

(c)2009 「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ

公開初日 2009/04/18

配給会社名 0003

解説


2008年1月にフジテレビ系にてドラマ化された「鹿男あをによし」で直木賞最終候補にもなった万城目学のデビュー作にして最高傑作「鴨川ホルモー」がついに映画化!
日本古来の陰陽道を取り入れた奇想天外な設定を、緻密な構成、独創的なユーモアと個性的なキャラクターで描いた原作は、第4回ボイルドエッグズ新人賞のほか、「本の雑誌」エンタテインメント第1位、「2007年本屋大賞」6位に選ばれるなど、高感度の若者たちを中心に熱狂的な支持を受け、ロングベストセラーとなっている。

舞台は、古の都・京都。「京大青龍会」という正体不明の怪しいサークルに入ってしまった大学生たちが、千年に渡り伝承されてきた謎の祭り”ホルモー”に翻弄される姿を、最高にバカバカしくも可笑しさ満載に、エネルギッシュに描きだす。

二浪で京大に入学、「イカ京(いかにも京大生)」というダサいファッションで、恋に友情にと奔走する主人公・安倍明に、『電車男』、『クローズZERO』など話題作に多数出演、『手紙』以来の映画主演となる山田孝之。また、大木凡人に似た髪型と風貌から、”凡ちゃん”とあだ名される、機械解体が趣味のオタク系メガネ女子・楠木ふみを、ファッション・アイコンとしてCMや雑誌で活躍、『キル・ビル』など海外でも評価の高い女優・栗山千明がギャップたっぷりに演じる。そして、『アヒルと鴨のコインロッカー』、TVドラマ「太陽と海の教室」など個性派俳優として活躍目覚しい濱田岳、『リアル鬼ごっこ』、『GSワンダーランド』の石田卓也、日・加・伊合作映画『シルク』で注目を集めた芦名星、『タッチ』の斉藤祥太、斉藤慶太、独特の存在感で劇団「大人計画」や、TVドラマ、CMでも活躍中の荒川良々ら実力派若手俳優が、個性豊かなキャラクターを熱演。不可思議な世界をより濃密なものにする。

また、原作の世界観を壊すことなく映画化するため、オール京都ロケを敢行。さらに最先端のVFXを駆使し、誰も見たことのない度肝を抜かれる”ホルモーワールド”が出現!2009年GW、前代未聞、奇想天外、正体不明の”ホルモー”が、スクリーンを席巻する!

ストーリー



鴨川のせせらぎが美しくも穏やかな五月の京都——。
二浪して晴れて京大生となった安倍(山田孝之)は、同じ新入生である帰国子女の高村(濱田岳)と葵祭のアルバイトの帰り、三回生の菅原(荒川良々)から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。入会する気など更々なく、「ただ飯」にありつく目的でコンパに参加した安倍と高村。しかし安倍は、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、思わず入会してしまう。
青竜会に入会したのは、安倍、高村、早良の他に、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ(栗山千明)、超高圧的で仕切り屋の芦屋(石田卓也)、温和な双子の三好兄弟(斉藤祥太、斉藤慶太)など、一風変わった個性的なキャラの持ち主ばかり。当初はただのレジャーサークルと思われた青竜会だったが・・・。
祇園祭宵山の夜、観光客のごった返す四条烏丸交差点に呼び出された青竜会メンバー。そこで待っていたのは、薄汚れた揃いの青い胴着に身を包んだ、いつもと全く違う雰囲気の菅原たちだった。ついに安倍たちは、このサークルの目的が、京都に千年続くという謎の祭り、”ホルモー”を行うことだと知らされる!
そしてどこからともなく現れた、白、赤、黒の胴着を着た異様な集団・・・彼らは立命館、龍谷、京都産業大学で同じく”ホルモー”を行うメンバーだという。
果たして”ホルモー”とは一体何なのか!?そして隠された衝撃の真実とは・・・!?

スタッフ

原作:万城目学 「鴨川ホルモー」 (産業編集センター刊)
監督:本木克英 『ゲゲゲの鬼太郎』 『犬と私の10の約束』
脚本:経塚丸雄 『連弾』
企画協力:ボイルドエッグズ
VFX/キャラクターデザイン:ゲネロ・スタジオ

キャスト

山田孝之
栗山千明
濱田岳
石田卓也
芦名星
斉藤祥太
斉藤慶太
荒川良々
石橋蓮司

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