(日本/1953年/10分/カラーセロファン/影絵アニメーション)

ひかりとかげSELECTION@Tollywood  2008年2月15日上映

資料提供/社団法人映像文化製作者連盟

公開初日 2008/02/15

配給会社名 0699

解説


1953年カンヌ映画祭でアルベール・ラモリス監督作品「白い馬」に次ぎ短編部門第2位に入賞。これを観たピカソとコクトーが絶賛したというエピソードをもつ。

ストーリー

むかし、ある嵐の日、一艘の旅船が難破する。イカダの上に生き残ったのは、三人の男と一人の女。男たちは欲望の命ずるまま、その女の奪い合いを始める。その時、一匹の大くじらが現れ、四人を一飲みにしてしまう。くじらの腹の中では助けられたい一心で女への欲望を忘れていた男たちは、女とともにくじらの背に潮によって噴き上げられると、再び女を争い始める。そのとき、くじらの大きな尾が、三人の男たちを海へ叩き落した。永い年月が経って、月明かりの下、北海の涯に泳ぐ くじらのヒレのかげに小さな人魚が一匹たわむれていた。これがあの時の女であったとか・・・・・。

スタッフ

作:大藤信郎

キャスト

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