彼女は雨に恋をして 彼は彼女に恋をする

2008年/日本/カラー/35分/ 配給:EMIミュージック・ジャパン

2008年06月18日よりDVDリリース 2008年2月9日〜ユナイテッド・シネマ豊洲、キャナルシティ13 他にて全国拡大ロードショー

公開初日 2008/02/09

配給会社名 0930

解説


『大切な人のために奇跡を起こしたい』
そんな切ない気持ちが映像と音楽に凝縮した映画「雨の翼」が完成しました。

監督は、「ニライカナイからの手紙」「虹の女神〜Rainbow Song〜」の熊澤尚人。
プロデューサーには「嫌われ松子の一生」「ヒート アイランド」の石田雄治(デスペラード)。
脚本は「ニライカナイからの手紙」などを手掛けた まなべゆきこが、ユナイテッド・シネマが立ち上げた「みんなの映画プロジェクト シネマプロットコンペティション」の第1回入選作を元に、切ない世界観をより深く描き出した。
そして、雨が降ると屋上で傘もささずに立ちすくむ謎の高校生・池上透花役には、「シムソンズ」「未来予想図」などの話題作への出演が続く藤井美菜が、また、やはり雨の日に辛い思い出を持つ松前陽介役には、「グミ・チョコレート・パイン」「リアル鬼ごっこ」など主演作が目白押しで注目される、石田卓也が起用された。

■映画と音楽の幸せが融合
この映画は今までのサウンドトラックや主題歌のような作り方ではなく、撮影時には既にメインテーマ曲とサウンドトラックが完成済で、その音楽を前提に撮影という、映画と音楽の相乗効果を最大限に引き出す方法で制作された。その音楽を担当するのは映画に深い造詣を持つとして、石田プロデューサーから抜擢されたKUMAMI。曲が降りてくる時は、正に映像にサウンドトラックのようにメロディが付いているという、彼ならではの、サウンドトラック・シングル「雨の翼」で08年2月メジャーデビューを果たします。
■ 撮影
撮影は、千葉県の学校を借りて行われた。ちょっと前までの暖かい日が嘘のように、雨のシーンの撮影日は、真冬の寒さ。が、そんな過酷な状況の中で何度も雨にぬれるシーンを演じきった藤井美菜の頑張りにスタッフ一同は感動!素晴らしいシーンが撮影された。
また、石田卓也演じる陽介の特技は折り紙という設定。折り紙なんてカンタンかと思いきや、劇中で出て来る物はかなり高レベル。折り方の説明を見ても全くわからないほど。しかし、石田は短期間に時間を見つけては何度も練習し、撮影時には完璧で美しい折り紙を披露した。
撮影には、撮影の現場となった高校の生徒がエキストラとして参加。一般の生徒もスタッフと廊下などですれ違うと「こんにちは」と元気に声を掛けてくれる礼儀正しい学校でした。

■生映画
この映画のもう一つのトピックは【生映画】という上映形態。スクリーンで流れている映画映像に合わせてKUMAMI本人が生演奏でサントラと主題歌の全てを披露するという、史上初の画期的な生サントラ上映を予定(注:全日程ではありません。現在のところ、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京)、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13,梅田ガーデンシネマで予定)

ストーリー


雨の日の屋上で不思議な少女・透花に出会った陽介。やがて二人は同じ雨の日に、それぞれの辛い思い出を持つことに気付く・・・ その偶然に運命的なものを感じた陽介は、透花の願いを叶える為に、雨を降らそうと決意する。
その雨は、それぞれの辛い思い出を浄化し、二人に生きる元気を与える甘雨(かんう)となるのだろうか?

スタッフ

プロデューサー:石田雄治
監督:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
製作:映画「雨の翼」製作委員会
制作:ブロードマークス
企画:デスペラード
特別協力:ユナイテッド・シネマ
音楽:KUMAMI

キャスト

藤井美菜
石田卓也
眞島秀和
郭智博

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