九転十起の男 -浅野総一郎の青春-
2006年/日本/カラー/112分/ 配給:さざ波
2006年9月26日、109シネマズ川崎にてロードショー公開
(C) 2006 京浜工業地帯の父・浅野総一郎翁の偉業を伝える会/さざ波
ビデオ時に変わった場合の題名 九転十起の男〜青春編
公開初日 2006/09/26
配給会社名 0657
解説
1848年3月10日、能登半島の藪田村で浅野総一郎は産まれた。15歳で大商人になりたいと思い、次から次へと商売を始める。最初はうまくいくが手を広げた為失敗し、多額の借金を抱えてしまう。24歳の時、総一郎は東京へ出奔。裸一貫で氷水売りをして儲け、生涯の伴侶となるサクという娘と出会い結婚する。そして二人は寝る間も惜しんで働き、事業をあれよあれよと拡大していく。事業を通じ、生涯の友となる二人の人物“明治の怪物”渋沢栄一と“富士銀行創始者”安田善次郎に出会う。その後も現状に満足することなく、船舶、製鉄、埋め立て事業と意欲的に拡大し、近代日本の礎を築きあげるのだった…。
九転十起の男、浅野総一郎の青春は波乱に満ちたものです。妻・サクの献身的な支えを受けながら、総一郎は七転び八起きでは済まない失敗の数々と幾多の挫折の末、浅野セメント創業を初め数々の事業を成功させ、京浜工業地帯の父と言われる程の成功を収めました。そんな“浅野総一郎伝”の中には、「日本で初めて」という言葉がたくさん出てきます。なんでもボタン一つで片付き、大きなことが動いてしまう現代。浅野総一郎の先見の目と実行力は、近代の日本では図り知れないものであった筈です。そんな浅野総一郎の青春から、今の時代の人が無くしかけている、エネルギーや心を感じてもらえたらいいなと思って描いた作品です。
ストーリー
スタッフ
監督:市川徹
原作:新田純子
脚本:伊藤康隆 / 市川徹
プロデューサー:遠藤恭正 / 大森玲子 / 岡田国昭
撮影:市川徹
音楽:小川類
編集:小美野昌史
ナレーション:堺正幸(フジテレビアナウンサー)
キャスト
網本圭吾
寺田農
仲代奈緒
武蔵拳
六平直政
高瀬秀司
堀田眞三
伊藤裕子
他
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