原題:GOEMON

紀里谷和明監督最新作 松竹×ワーナー・ブラザース映画 共同配給決定

2008年/日本/カラー/128分/ 配給:松竹、ワーナー・ブラザース映画

2009年10月09日よりDVDリリース 2009年5月1日、丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー

(C)2009 「GOEMON」パートナーズ

公開初日 2009/05/01

配給会社名 0085/0003

解説



意外性あるストーリーと、迫力に満ちた映像表現。
その面白さ、豪華さ、明確なメッセージで、“GOEMON”は、今を生きる人々の心を揺さぶる。

混沌とした戦国の世を自在に駆け抜けた伝説の大泥棒、石川五右衛門。民衆のヒーローとしてロックスターのように熱狂的に愛される五右衛門が、ある夜、豪商の蔵から金銀財宝とともに南蛮渡来の箱を何気なく盗み出す。しかしその箱には、やがて彼の運命を、そして歴史を大きく変えていく信長暗殺の裏の真相が封印されていたのだ。真実が暴かれた時、時代の覇権と自由を巡る壮絶な戦いが始まる。

わずかな生き方の差がやがて大きな隔たりとなっていく霧隠才蔵との深い友情や、やさしく寄り添うように支えあってきた茶々との叶わぬ恋。豊臣秀吉、石田三成、猿飛佐助などそれぞれの信じる道を進もうとする人々のさまざまな思い。五右衛門はその中で傷つき悩みながら、権力者の野望や、自らの運命に強く向き合っていく。

紀里谷和明監督の5年ぶりの新作『GOEMON』は、すでに『CASSHERN』の製作時から構想されていた。丹念なリサーチと新たなシステム構築の末、ようやく2007年に、4ヵ月に渡る専用スタジオでの撮影がスタート。紀里谷監督が考える壮大なスケールを具現化するために、プリプロ、撮影、編集、ポスプロ、延べ制作日数に3年の時間が費やされた本作品は、セット数100、CGカット数2000、エキストラ1000人、総スタッフ数300人という超大作である。

 誰もが知っている戦国時代を背景としながらも、アジアやヨーロッパのテイストを織り込み、既成概念を跡形もなく破壊する美術と衣裳の数々。デジタル技術を極限まで駆使した圧倒的な映像美。役者に3ヵ月ものトレーニングを強いた、息をもつかせぬアクションシーン。意外性に満ちた新解釈による緻密なストーリー。そして何よりも、リアリティあふれる人間ドラマだけが伝えてくれる、体温のあるメッセージ。これまでとは別次元のエンターテイメント世界が、この映画の中で繰り広げられていく。

あらゆる常識と闘うこの刺激的な企画には、ワイルドな魅力で石川五右衛門を演じて新境地を開拓し、人間味あるヒーロー像を生み出した江口洋介をはじめ、日本映画界を代表する豪華なキャストが集結。大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二ら、実力派俳優が顔を揃え、歴史上の人物に扮しながらもこれまでのイメージにはとらわれない新鮮な演技によって、『GOEMON』の世界に奥行きをもたらしている。

紀里谷監督が「一人の男が自由を求めた末、どうしても逃れられない運命と対峙し、自己の本分を全うしようとする物語」だと語る『GOEMON』。閉塞感漂う時代の中で身ひとつで戦い、自由と責任のはざまで自分の意志を貫いていく五右衛門の生き方は、時代を超えて、観る者の背中を力強く押してくれる。

ストーリー

1582年、天下統一を目指した織田信長はその夢目前にして、家臣、明智光秀の謀叛により本能寺で暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉が光秀を討伐。その功績をもって信長の後を継ぎ、豊臣政権を樹立する。 世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。とはいえ格差は広がり、景気は悪く、民衆の生活は一向に楽にならない。そこに彗星のごとく現われる一人の義賊。天下の大泥棒、その名は石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂していた。 ある夜、五右衛門は紀伊国屋文左衛門邸の財宝の中に南蛮製の箱を見つけるが、盗み出した後で中身が空であることを知り、屋根から放り捨ててしまう。それを拾ったのは、貧しい境遇に身を置く小平太だった。 翌日、五右衛門は行動を共にしている猿飛佐助から、石田三成が紀伊国屋邸に乗り込みながら箱を手に入れることが出来なかったため、当代随一の使い手である霧隠才蔵を差し向け、躍起になっていることを聞く。 箱を再び手に入れようと貧民街へ向かった五右衛門は、役人の又八が小平太の母を斬り殺す現場に居合わせる。その瞬間、五右衛門の胸によみがえる、両親を斬り殺された悲しい過去。鬼のような形相で又八の手を斬り落とした五右衛門は、小平太に「強くなれ坊主。そうすれば、何も奪われやしない」と語るのだった。そこへ、彼らを取り囲む才蔵と忍びたち。五右衛門は箱を抱えて駆け出していく。走る五右衛門と追う才蔵。森を抜けて戦うふたりを見つめるのは、かつて2人を信長の忍びとして厳しく育て上げた服部半蔵だった。 石田三成が霧隠才蔵を、徳川家康が服部半蔵を使い、血眼で手に入れようとしている箱。その箱の中には織田信長暗殺の真の首謀者が豊臣秀吉であることを告げる証拠が隠されていた。衝撃の事実を知った五右衛門は単身で大坂城に乗り込み、小太刀で秀吉を刺し殺して逃げ出すが、その騒ぎの中で、思いがけなくも茶々と再会することになる。そして殺したと思った秀吉は、ただの影武者だった。 五右衛門は忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう。両親を失った自分を救ってくれた信長に命を預け、才蔵とともに過ごした忍びとしての鍛錬の日々。信長亡きあと自由を求めて旅立った自分と、侍になることを夢見て三成の手下になった才蔵との別れ。そして大坂城で再会した茶々との幼い日々の思い出。かつて信長のいた安土城で、五右衛門は少女だった茶々の護衛を任され、互いにほのかな恋心を抱いていたのだった。 ついに自らの運命と向き合い、闘うために立ち上がった五右衛門。侍を夢見ながら運命に翻弄されていく霧隠才蔵。権力を手に五右衛門の愛する人々を奪っていく豊臣秀吉。次の天下を狙い、秀吉暗殺を企てる石田三成。戦乱の世を終わらせるために心を砕く茶々。新しい時代を目指そうとする徳川家康と服部半蔵。それぞれの思いを胸に、壮絶な戦いの火蓋は切って落とされようとしていた。

スタッフ

監督・プロデューサー・脚本・原案・撮影監督・編集:紀里谷和明 プロデューサー:一瀬隆重 脚本:瀧田哲郎 照明:牛場賢二 美術監督・ビジュアルコンセプト:林田裕至 衣裳デザイン:ヴォーン・アレキサンダー、ティナ・カリバス 音楽:松本晃彦 VFXスーパーバイザー:野?宏二 編集:横山智佐子 ヘアメイク:稲垣亮弐 アソシエイト・プロデューサー:長澤佳也

キャスト

石川五右衛門:江口洋介 霧隠才蔵:大沢たかお 浅井茶々:広末涼子 猿飛佐助:ゴリ/ガレッジセール 石田三成:要潤 又八:玉山鉄二 織田信長:中村橋之助 服部半蔵:寺島進 千利休:平幹二朗 徳川家康:伊武雅刀 豊臣秀吉:奥田瑛二 我王:チェ・ホンマン 吉野太夫:佐藤江梨子 夕霧太夫:戸田恵梨香 小平太の母:鶴田真由 五右衛門の母:りょう 才蔵の妻・お吉:藤澤恵麻 三成の妻・おりん:佐田真由美 小平太:深澤嵐 少女時代の茶々:福田麻由子 少年時代の五右衛門:広田亮平 青年時代の五右衛門:田辺季正 青年時代の才蔵:佐藤健 ソバ屋の店主:蛭子能収 紀伊国屋門左衛門:六平直政 遊郭の番頭・弥七:小日向文世

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