原題:FIREHOUSE DOG

人間にもひけをとらない強烈な個性を持ったドッグ・ムービーここに誕生!

2006年/アメリカ/111分/ビスタサイズ 配給:20世紀フォックス映画

2007年9/1(土)よりT・ジョイ大泉ほか全国ロードショー

c 2007 Regency Entertainment c2007 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2007/09/01

配給会社名 0162

解説


◆愛と勇気とやさしさと・・・。
一匹の消防犬と一人の少年の心のふれあいを描く
おかしくてハートウォーミングなドッグ・ムービー決定版!

 一匹の個性の強いスター犬が、一人の少年との出会いを通じ、消防犬としての道を歩んでいく姿を爽やかに描いた本作。本作の出発点は脚本のクレア=ディー・リムのアイデアから生まれた。それは単純に、キャラクターとしての存在や、華やかなスター犬のイメージとは反する本来の“犬”の姿を描くという「本当のドッグ・ムービーを作らねば!」とアイデアから出発した。そのアイデアをもとに、脚本家・製作チームのマイク・ワーブとマイケル・コレアリーの二人が、消防犬・デューイを、単なる脇役や愛らしいマスコット的キャラクターとしてだけでなく、強烈な個性を持った、一人の人間にもひけをとらない“キャスト”として設定した。このようなキャラクター設定によって、子供のみならず大人も楽しめる、とことんハジけたアクション・コメディであると同時に、ハートに触れるドラマ性を持った新しいファミリー・ムービーとなったのだ。

 始めは対立しながらも、デューイと心を通じ合わせていく少年シェーンを『ザズーラ』『ペナルティ・パパ』(未公開)のジョシュ・ハッチャーソン、シェーンの父親で、消防署長のコナーを演じるのは『13デイズ』『カポーティ』『アイ、ロボット』など数々の話題作に出演しているベテラン俳優のブルース・グリーンウッドが演じている。また、本作になくてはならない消防犬・デューイを演じるのはストライダー、フロド、アルウェン、ローハンという演技初経験の4匹のアイリッシュ・テリアが活き活きと演じ分けた。
 脚本は『フェイス/オフ』『トゥームレイダー』のマイケル・コレアリー、『マスク』『フェイス/オフ』『トゥームレイダー』のマイク・ワーブ、また本作のアイデアから脚本まで参加したクレア=ディー・リムが担当。監督は数々のテレビシリーズを監督し、批評家からの評価も高いトッド・ホラントがメガホンをとった。
 個性的なキャストとスタッフにより、本作品が単なる動物モノの映画ではない、より心温まるハートウォーミング性の高い作品となっている。

ストーリー


ハリウッドの高級住宅に住んでいる犬のレックスは、ズバ抜けた運動能力と前髪のウィッグがチャームポイントの超人気のドル箱スター犬だ。様々な高級食や、プードルのハーレム、ダイヤモンドの首輪など、セレブな生活を送っていた。そんなある日、CMの撮影のために飛行機に乗っていたレックスが、航空撮影中になんと飛行機から落下してしまったのだ!

 なんとか奇跡的に助かったレックスだったが、見知らぬ町で迷子になってしまう。以前のレックスとはとても見分けのつかない薄汚れた姿で、動物管理局に追われ、逃げ込んだ廃墟のビルで火事に巻き込まれて絶体絶命!それを助けたのは消防署の隊長コナー(ブルース・グリーンウッド)だった。殉死した前隊長の兄の死を乗り越えられず、同じ傷を抱える息子シェーン(ジョシュ・ハッチャーソン)の反抗にも手を焼いていた彼は、レックスに犬の飼い主を探す役目を押し付けた。

 尊大で気難しいレックスと散らかし放題の部屋で暮らすシェーン。ひとりと一匹はたちまち衝突する。レックスの素性に気付かないまま、シェーンは仕方なくレックスをデューイと名付け、彼の飼い主になった。しかし、一緒に生活をしているうちにシェーンはデューイの目を見張るような素晴らしい運動能力を発見し、消防署の面々はその能力を救助活動に活用することになったのだ。
また、一人と一匹の間にもだんだん絆が芽生えていった。こうして、かつてスター犬として活躍していたデューイは、ここに消防犬デューイとして新しい人生を歩み始めることとなったのだ!

 消防隊とデューイは様々な火災現場で大活躍し、次第に様々なメディアからとりあげられるようになる。そんなある日、大活躍の日々を送るデューイの姿を、テレビで見た元・飼い主がデューイを迎えに現れた。後ろ髪を引かれながらもデューイは元の飼い主に連れられ、かつての生活に戻っていった。

 そんな中、消防署の管轄内では不審火があいつぎ、いまや消防署も閉鎖の危機。その裏に隠された陰謀に気づいたシェーンの身にも危険が迫る。シェーンの運命は…?そしてデューイとの絆は…?

スタッフ

監督:トッド・ホランド
脚本:マイケル・コリアリー、マイク・ワーブ、クレア=ディー・リム    
製作:マイケル・コリアリー、マイク・ワーブ
撮影:ヴィクター・ハマー
美術:タマラ・デヴェレル
編集:スコット・ジェームズ・ウォレス
共同製作:マイケル・J・マシオ
音楽:ジェフ・カルドーニ
                                     

キャスト

ジョシュ・ハッチャーソン(『ザスーラ』
ブルース・グリーンウッド(『カポーティ』『13デイズ』)           

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