鶴屋南北「四谷怪談」を現代劇にアレンジ

Open Theater 2007にて上映::http://www.geidai.ac.jp/info/070725_03.html

2007年/101分/16mm/カラー 配給:東京芸術大学大学院映像研究科

2007年7月28日(土)〜8月5日(日)にて 京芸術大学大学院映像研究科 馬車道校舎

公開初日 2007/07/25

配給会社名 0842

解説

製薬会社の研究員である伊橋浩一郎は、その妻・陽子(小学校教員)の父である四谷と共に新薬の開発をしていた。そんなある夜、研究中に突然四谷が昏倒する。激しい雨の中、四谷を病院へと運ぶために急ぎ車を走らせた伊橋は、人を撥ねてしまった。そして、義父を救うためにと、その場から逃げてしまうのだった。その夜から、人生の歯車が狂い始める伊橋。
「あの日、ひどい雨でしたね…」ひき逃げ殺人をした伊橋を強請る香川という男の出現。無邪気に近づいてくる製薬会社会長の孫・美奈は伊橋に好意を持っているようだ。美奈と共に研究を続ける伊橋だったが、図らずも完成したのは恐ろしい毒だった。
一方、仕事と四谷の介護に疲れ、精神のバランスを崩していく陽子。更に、かつて四谷と共同開発した新薬で人が死に、会社を追われることとなる伊橋。狂った歯車は、もう止められない。絶望と混乱の中、伊橋は新たな罪を犯すのだった。
それが更なる不幸と非情な恐怖を呼ぶとも知らずに…。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:池田千尋
製作:杉原永純
撮影:久保田智
美術:塚本周作・竹内郁恵
録音:森永泰弘
原作:鶴屋南北「東海道四谷怪談」

キャスト

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す