原題:VEXILLE

2077年… 鎖国から10年が経過した日本の光景とは? そして未来の日本人は 一体どのような生活を営んでいるのだろうか?

2007年/日本/カラー/??分/ 配給:松竹

2008年01月25日よりDVDリリース 2007年8月18日全国ロードショー

(c)2007 ベクシル製作委員会

公開初日 2007/08/18

配給会社名 0003

解説




「ピンポン」、監督の曽利文彦が挑戦する、新たな映像世界、そして新たなテーマが誕生。それは未来の日本の”鎖国”である。
 この「べクシル —2077日本鎖国—」で描かれるのは、今から70年後のハイテク技術を駆使し、物理的な事柄から情報ネットワークを含め、全てをシャットアウトした日本の”完全なる鎖国”の姿である。
21世紀初頭、世界市場を独占し、最先端を極めた日本のロボット技術は世界から危険視され、国際規制の対象となった。これに猛反発した日本は2067年に国際連合を脱退、遂にハイテクを駆使した完全なる鎖国を開始し、日本は厚いベールに包まれた。また、それから10年本当の日本を見た外国人は誰もいなかった。
2077年、米国特殊部隊”SWORD”のべクシルが日本潜入に成功。そこで彼女がみたのは荒野と化した日本だった。いったい、日本に何が起きているのだろうか?

監督は「ピンポン」の曽利文彦。今作はフル3DCGアニメーション映画であるが、実写映画を手がける監督だからこそ、描ける細かいディテールとリアリティがあり、誰も見たことがないアニメーション映画として名を残すだろう。
ボイスキャストも女優を起用することが決定しており、作品の演出に深みを与える。
この夏、日本民族のアイデンティティーを問う、SFアクション超大作である。

ストーリー




21世紀初頭。人類に延命効果をもたらしたバイオ・テクノロジーとロボット産業が急速に発展を遂げたことにより、日本は市場を独占し世界を大きくリードした。
しかし様々な危険性が指摘されるようになると、国連はこれらの技術を厳格に規制することを求めた。
日本政府はその要求に従うどころか、反旗を翻して我が道を行く決定を下したのだった。
その決断とは…。

『日本鎖国』

2067年。日本はハイテク技術を駆使した完全なる鎖国をスタートする。その後日本の情勢は秘密のベールに包まれたまま、10年が経過した。
そして2077年。米国特殊部隊”SWORD”所属の女性兵士、ベクシルは、日本への潜入作戦を実行する。しかしそこでベクシルが目にしたのは、想像を絶する光景であった。延々と続く荒涼たる地…これがハイテク技術の末に辿り着いた、真の日本の姿なのだろうか? 

スタッフ

監督:曽利文彦「ピンポン」
脚本:半田はるか/曽利文彦
音楽:ポール・オークンフォールド「マトリックス リローデッド」
製作:笠原義博
エグゼクティブプロデューサー:濱名一哉
プロデューサー:中沢敏明 葭原弓子 高瀬一郎
制作:OXYBOT
配給:松竹

製作:OXYBOT、エイベックス・エンタテインメント、CCRE、松竹、TBS、小学館、小学館プロダクション

キャスト

(声の出演)
ベクシル:黒木メイサ     
レオン:谷原章介
マリア:松雪泰子
サイトウ:大塚明夫
タカシ:朴王路美
リョウ:櫻井孝宏
キサラギ:森川智之
タロウ:柿原徹也

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