浅草っ子の心意気! 度胸と人情は誰にも負けねえ!

2005/日本/35mmカラー/ビスタサイズ/ドルビー/111分 配給/「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ

2006年05月21日よりDVDリリース 2006年2月4日より東京・新宿トーアにてロードショー

(C)2005 清水充 オフィスサンヨー企画

公開初日 2006/02/04

配給会社名 0547

解説

ストーリー

鷲ちゃん大活躍の痛快コメディー

今日もデコトラで全国を飛び回っている鷲一郎(哀川翔)は、仕事の途中の仮眠で、義母やよい(宮下順子)が病に倒れ病床にいる夢を見た。鷲一郎はそれを正夢と信じ、東京浅草へと急いだ。
浅草に着くと義母の食堂には臨時休業の札が…「やっぱり!」。中に入ると孝作(高田宏太郎)と妹の美咲(河島未怜)が、ただの風邪で寝ているやよいの看病をしていた。
鷲一郎はその光景を一目見るなり、「助からないのか!」と早合点してしまった。
ちょうどその頃、浅草メンバーの欽太(柳沢慎吾)、春彦(江藤博利)、雅人(武野功雄)、伸一(須藤為五郎)は、浅草商店街の出し物「新次郎長三国志」の稽古の最中だった。鷲一郎は義母の病のときに「なんて不謹慎な」と怒って稽古場に飛び込んで行くが、「鷲ちゃんの次郎長姿が見てみたい」と義母が言っていたことを知り、重病の義母の頼みとあってはと次郎長役を引き受けることにした。「次郎長役は女の子にモテモテになる」と説得されたことも鷲一郎を乗り気にさせた要因だった。
自分の次郎長姿を見せたあとは、嫁をとって義母を安心させよう。鷲一郎は誓った。
鷲一郎、一世一代の新次郎長物語を会場で見ていた山本長十郎(コロッケ)が芝居を絶賛。
浅章メンバーをぜひ全国興行にと話を持ちかけて誘うが、実は……。
そんなとき、浅草の町で不思議な美女、蝶子(真中瞳)がサングラスに黒服の男たち(嶋尾康史、黒木尚典)に拉致されようとしていた。鷲一郎が浅草寺境内で助けるが、またもやその美女にひと目惚れ。しかし彼女は自分の名前も家もわからない記憶喪失だった。
そんな彼女を鷲一郎は放ってはおけず、実家に預けて面倒を見ることになるが、蝶子はまたもやサングラスに黒服の男たちが乗る静岡ナンバーのベンツに拉致されてしまう。鷲一郎はデコトラの仲間の協力を得て大捜索を開始した。
一方浅草メンバーは、山本長十郎の誘いに有頂天になって最初の興行地の清水に向けて出発、そこは謎のベンツが向かう地でもあった。その結末は……。
涙あり、笑いあり、大どんでん返しあり、ドタバタありのジェットコースターコメディー。

スタッフ

企画:清水充
製作:須藤為五郎
プロデューサー:福岡康裕(東映)
共同プロデューサー:東田眞一
原案:清水照夫
脚本:呑繁・香月秀之
音楽:中川孝
撮影:下元哲
助監督:本多幹祐
編集:岡田輝満
録音:CinemaSoundWorks・永口靖
制作担当:福士茂
スチール:加藤光男
殺陣:二家本辰己

キャスト

哀川翔(飛田鷲一郎)
真中瞳(山本蝶子)
柳沢慎吾(関口欽太)
高田宏太郎(高村孝作)
宮下順子(飛田やよい)
河島未怜(飛田美咲)
江藤博利(桃瀬春彦)
小西博之(野々村耕平)
武野功雄(今沢雅人)
須藤為五郎(澤田伸一)
中倉健太郎(伊集院貴美麿)
嶋尾康史(榊田浩司)
鈴木ヒロミツ(山本与八郎)
コロッケ(山本長十郎)

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